5段になった船首楼。
前回の押出で、五層になった船首ですが、今度は押出から、整形へと、手を加えて行きます。
で、まず見やすくする為、ビューをパースペクティブ視点にし、さらにズームアップします。
ちょうどいい角度へビューを回転しズームアップ。
(正投影から回転し、いきなしパースペクティブビューになるのは、blenderの醍醐味
他のソフトでは、正投影ビューはロックされており、動かない事が多い)
そうですね。まずビューを回転するには、マウスの中ボタンをクリックしたまま(プレス)回転方向へドラッグします。
または、画面の右上ナビコントロールアイコン(インタラクティブナビ)をクリックして、ドラッグしてもOKです。
ズームは、中ボタンを手前にスクロールするか、右上ナビ画面の虫眼鏡+アイコンをクリックしてください。
おっと、ここで2つの問題が、出る場合があります。
それは、a ビューをうまい具合に回転出来ない。
b もしくはズームすると、オブジェが消えてしまう。事などです。
a ビューが、うまい具合に回転出来ないとは、回転すると、見たいところを中心に
回らず、絶えず、そこからパンなどして、画面を中央に戻さねばならない事です。
これは、初期設定で、回転ツールがオブジェクトを中心に回らない事になって
いるからで(原点中心とか)、特に初心者(私など)は、とても使いづらいデフォルトです。
ので〜、初期設定を変えます。
例によって、トップバーから 2つ目の編集よりプリリファレンスを選んで
視点の操作より、選択部分を中心に回転にチェックマークを入れます。
これで、この問題は解消します。
bは、ズームをしようとして、アップし過ぎると突然、表示されなくなる、もしくは、表示が崩れる?などです。
これは、知らないとバクかな?とか思い煩わしてくれます・w
さて対処方法ですが、これはビューのカメラ設定を小さくすれば解決します。
ビューの何もないところで、Nキーを押してツールシャルフを右上に表示。
最右に縦にビューと書いてあるタブを選んで、範囲の開始オプションの
値を0.1くらいにすると、ちゃんと表示されます。
う〜ん、オートでなんとかならんのかいな?
ならんでしょうね。www
物を知らないとは、恐ろしいものです、私は、ここで暫しハマってしまいました。
さて、そんなこんなで、以下のようなビューを2面表示出来ましたら
いよいよポリゴンモデリングです。
側面図拡大
2パースペクティブビュー(ユーザービュー)
x まず、面を選択。
面を選択するには、まず、ビューのヘッダーを面モード
にして、選択したい面を
直接、左クリックすると選択されます。
一見、3Dソフトなら当たり前の事を言っているようですが、
従来からのblenderユーザーなら
これは、とてつもなく衝撃的なエナジーを感じるトコですよね。
"右が、左に変わっただけ"
お笑いになるならなれ!ですが
このくだりには、皆様ご存知かと思いますが、かってのmacが、もの〜すご〜く、モノクロ仕様や、ワンボタンマウスにこだわりぬいたために
進化の道を先祖返りしてしまったとか、カイクラウス、プラグインUIのおかげで(クドい)PHOTOSHOPは躓いて
遠回りした人が、続出したとかに、合い通じるモノがあるのです。
まあ〜いいや。でで、
これは、選択した面です。(面の表示オプションをつけているため、青くハイライトして、紫っぽくなっています・・・プラスのギズモが表示されているのはまだ押し出しツールが、有効になっているせいです。)
この面を、削除していよいよ、モデリング初歩の第一歩です。
Y 面の削除の準備
まず、このビューでは見えない船体の左半分を見えるようにします。
これは、この解説でわかりにくいので、透明化を戻して表示した側面図を、
また参考にするために再度戻す作業です。
すなわち、モデリング編第3回の画像をシースルーにする処理にて・・・(復習がてら)
編集モードから、オブジャクトモードへ
側面図オブジェクトを選択
1 右端の縦タブよりエンプティをクリック
2 透明のボックスをチェック
3 不透明のスライドバーを左よりへ、だいたい0.4ぐらいのところ置き
船体左側が、見やすくなるように、左右に移動し調整す。
以上の手続きが終わったら、またヘッダーのオブジェクトモードを編集モードに戻すと
図のように、船殻の左半分がうっすら表示されたら、モデリング準備完了です!