3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第十七回 上部構造物の作成2

f:id:konoe2140:20210608032043j:plain

前回は、上甲板に辺だけ残ってしまった、部分を修正するため、斜めの辺を選択

と言うところまででした。

で、今回はその辺を削除・・・

f:id:konoe2140:20210609003310j:plain

修正完了からです。

f:id:konoe2140:20210609003343j:plain

これで船体作成のミラーモードは一旦は、終了します。

        

        格納庫の分割、船体のサブディビ化

 格納庫を分割するのは、サブディビ化に際して、簡単な面で構成された格納庫部分は、必要ないからです。

じゃ、船体のサブディビジョン化と言うのは、少ない面でゴツゴツしたカーブの船体を、3Dプリント向けに滑らかな面にする処理の事であります。

これは、最初から、オブジェクトを滑らかに作成すると、いろいろと、重くなりむずい事が連発すると言う、3D創始時代からの貧乏症的考え方がこうさせているのです。www

 

 今や、サーバーボードに1TB以上のメモリ、5Ghzを越すCPUをマルチ搭載しそれぞれマルチコアで

三桁並べられる時代ではありますが、それでも常に、3Dモデリングは軽く、あまり負荷をかけてはいけないと言うのが3DCG優良作成法なのであります故。

 まあ、ま、とにかく船体をサブディビジョン化(面を細かくし平均化するモディファイア)し滑らかにいたして見ましょう。

 

では、まず、ミラーを確定し左右を実体化したオブジェクトに変換します(元オブジェクトのコピーを忘れずに)

 

準備として、上面図から、船体の中央にある頂点をすべて選択(BOX選択でいけます)

f:id:konoe2140:20210614022946j:plain

ミラーの軸にすべて沿うようにし

例の、”S+X+0”そして”Enter”のショートカットで0位置に揃えます。

そうしてから、

編集モード-オブジェクトモード・・・

f:id:konoe2140:20210614022443j:plain

f:id:konoe2140:20210614022539j:plain

船体オブジェクト”Hu--01"のモデファイアープロパティ ミラーコマンドのクリッピングをチェック

ただし、ここでは、マージを0.001cmとなってますが、構造によっては、0.000

でOK!

f:id:konoe2140:20210614024029j:plain

そして、ビューのヘッダーメニューの”オブジェクト”より”変換””メッシュ”を選択。

f:id:konoe2140:20210614024307j:plain

これで、実体化した船体オブジェクトになりました。

 

でで、次は、格納庫部分の分離作業。

f:id:konoe2140:20210615054223j:plain

側面図などで、ボックス選択で一気に格納庫を囲みます。

この時、シースルーモードにし、面の中央に表示される”・”点マークを含むように囲むと、狙ったようにきれいに選択する事が出来ます。(下図 ”・”点 例)

f:id:konoe2140:20210616003641j:plain

面を確実に選択するには”・”を意識して選択しましょう。

f:id:konoe2140:20210615054707j:plain

次に、オブジェクトを分離するショートカット ”P” キーを押します。

(3dsmaxで言うところのデッタチ)ダイアログが表示され、先頭の選択で分離を決定します。

f:id:konoe2140:20210615054906j:plain

アウトラーナーを見ると、Hull01.002と言う新しい名のオブジェクトに分離された事がわかります。

そして、この右端にある目玉アイコンをクリックしてOFFにします。

これ以降の作業に邪魔になるからですね。

ちなみに、も一つ右端のカメラ形アイコンは、レンダーした場合、非表示にするためのアイコンです。(このアイコンがない場合は、アウトライナー右上の

f:id:konoe2140:20210616004100j:plain

漏斗のようなアイコンを、クリックすると出てくるカメラアイコンを選択しハイライトさせると、出てきます。

 

それとレンダーと言うのは、仕上り具合を確認するための画像を出力する事ですが、今回のここまでのモデリングでは、ビューでの簡易表示だけで充分だったので、Blenderのレンダーについては、使用、及び解説しておりません。

知らなかったりでは、ないのですよwww

 

とにかく、プリント用モデリングオンリーで作業しております。

 

言い訳は、さてとして・・・

目玉アイコンをオフにして、格納庫オブジェクトを非表示にしますと・・・

f:id:konoe2140:20210615060137j:plain

ぼっかり、格納庫跡の大きな赤い穴が出現します。

f:id:konoe2140:20210615060430j:plain

一番先端部の五角形ポリゴン処理は、後回しにして、次の四角ポリゴンを”F"キーで貼ります。

f:id:konoe2140:20210616004828j:plain

この時、頂点モードから辺モードにして、出来た向こう側の辺(図参照、白い辺)を選んで”F"キーを連打しますと面を連続的に貼ることが出来るので、何かと便利。

どんどん、貼っていきましょう。(移動餃子屋の宣伝文句みないな)

f:id:konoe2140:20210616005021j:plain