3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリン1〜4 ベジュカーブの作成グ編 第三回

ma0.5A 船体を創る

1 まず、前回作った上面図より、船型をカーブオブジェクトによりトレスします。

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おっと、その前に、このままでは貼り付けた画像が邪魔になって、オブジェクトを

確認しにくいので、画像をシースルーにする処理をします。

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透明化の手順

0 透明化したいオブジェクトを選択

1タブをクリックして、エンプティのダイヤログを表示

2透明のボックスをチェック

3不透明度のバーをドラッグして左寄りに持ってゆくと透明化度が増す

4位置、サイズなどの細かい設定を変えるなら、ここで設定

5シーンコレクションの目玉アイコンでは、ダイレクトに選択されたオブジェクトを表示したり、しなかったり出来る

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で、結局3面全て、透明化(20%〜30%)ぐらいにするとOK、準備万端!

いよいよ、船体を興すとなる。

 

A カーブモデリング

3Dのモデリング方法は、それこそ幾らでもやり方があり、それぞれに長所、短所

があるのモデリングで、詳しい人はそれで調べてチャレンジするのが、吉。

 

ここでの方法は、あくまで初心者マークの私が勝手にやってる方法なので

参考まで、という感じでツッコミはなしでお願い致します。

よりよい方法をご存じの方は、どうぞご自分でwww

 

 

ベジェカーブを追加する

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ベジェカーブモデリング


まず、カーブなど2Dに描いて、そこから興すモデリング(z軸立体法)は、普通ベースとして上面図で作業してから行います。

 

 

1上面図を選んで(マウスカーソルを上面図へ移動する)

2ビューの上部メニューにある追加タブをクリック

3現れたスクロールメニューよりカーブへカーソルを移動

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1〜4 ベジュカーブの作成


4さらに現れた分岐メニューよりベジェを選択(クリック)

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ベジェオブジェクト

すると、ビュー中央にベジェオブジェクトが現れます。

これをいろいろ操作させて、ボーグの線形を描いていくのです。

(オブジェクトのサイズによっては、作られたカーブが、大きすぎて画面では点が一つしかひょうじされない事が、あります。

こんな時は、追加の際に現れる、左下のダイアログから

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ベジェの大きさ位置を決めるダイアログボックス

半径の値を小さくして調整してください)(2cm以下)

 

で、まず、ベジェオブジェを選択したまま、ビューメニューの最左にあるオブジェクトタグをクリック、現れたメニューから、編集モードに入ります。

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編集モードへ


 

 

編集モードに入ると、このベジェオブジェが、現在2つの頂点を持つ初期的なオブジェクトである事がわかります。

ベジェオブジェの場合は、この頂点が、コントロールポイントと言う事になります。

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ビュー上で、編集モードにすると、現時点では、ゲジゲジのようなベジェオブジェと

ピンクの線上に3点あるコントロールポイントがゲジゲジの最初と最後に

2つ有ることが、表示されています。(白丸はオブジェクトの中心、中点を表示)

この3点のコントロールポイント内、真ん中の点を動かすと点そのものが移動し

左右の点を動かすと、点の位置はそのままで、ゲジゲジの形が変わることがわかります。

これを使って、カーブ曲線を自分の思い道理に描いてゆくわけです。

ですが、2点だけでは船型には、当然ならないので、取り敢えず、点を増やしていきます。

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コントロールポイント点の追加

 

コントロールポイント点を、増やすには ビューの上部にあるセグメントタブから

細分化を選びます。

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すると、この左下にベジェを追加のダイアログボックス現れますので、これをクリック。

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細分化ダイアログボックス

今度は、細分化のダイアログが現れました。

さらにこれをクリックすると、数値が打ち込めるようになるので、ここは1を入力。一つ増やす事を設定。

 

注(ここからのビューは、実際のところ、目で見てモニタで作業している際は、マップの透明度を

20%〜30%下げた方が見やすいと書きましたが、ブログで説明する際は、下げない

方が判りやすいので戻しております)

 

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3点目のコントロールポイントが現れました。

位置を変えられる3個のコントロールポイント、その両はじのカーブの形を整える左右6個、計9個のコントロールポイントが表示されています。

 

さて、その次は、この位置を変えられるコントロールポイントを使用して

船型を形作り始めますので、一旦

画面の何もない所をクリックして、無選択にします。(現在は、すべて選択された

状態です)

動かしたい、位置を変えるコントロールポイントだけを選択して、船型図に

合わせて移動します。

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                                                 艦首と艦尾を合わせる

 

3点の位置を変えられるコントロールポイントの内、両端の点を、艦首、艦尾へ

配置します。

この時、左右のカーブを整えられるコントロールポイントは、水平にしてください。(長さは適当に)

次にカーブオブジェクトの真ん中の位置を変えられるコントロールポイント(最後に作ったコントロールポイント)を

船型の右側(右舷)中央へ移動します。

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 うまく配置出来ない場合は、カーブを整えられるコントロールポイントを反対側に

回転してみたりすると、うまく収まったりします。

 

この時点では、まだまだ船型カーブに完全に沿った線とはなっておりませんので

さらに自由に移動する、コントロールポイントを増やします。

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今度は、艦尾側のポイントを選択し、次にシフトキーを押しながら、船型の中央にあるポイントを選択しておいてから、セグメントタブをクリックし、細分化を実行します。

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分割数はまた1でいいです。ハナから多くすると動かしにくくなりますので、これでOK

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で、いろいろポイントを移動して艦尾船型に近い線図を完成させます。

艦首方向も同じようにセット。

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 だいたいこんな、感じの線形に出来れば良いでしょう。

 

次回は船型の完成と面張りです。