3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第三十四回 艦橋の制作4

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艦橋前面の丸窓を開けて、完成・・・

モデリング艦橋編4、今回は、ここからです。

 

         レーダーマストの完成

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前回までで、レーダーマストの基部とタワーは、一応完成したのですが、マスト細部とレーダーそのものは、今回、作成致します。

タワーの側面から・・・

前々回にカットした、レーダーマスト前方側の面(図の選択した所)を、まず削除します。

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次に、マスト頭頂支柱の、やはり前方側をループカット。(ループカットし、マウスを先端までドラッグして離す)

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出来た面を削除。頂点編集モード(”1”キー)にして・・・

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頂点同士を選択し、4面を”F"キー、面の作成で支柱同士を斜めに繋ぎます。

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うまく繋がりましたが、このままだと上部が、太いようなので、痩せさせます。

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まず、先端をループカット・・・

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外側の頂点を2個、内側に。

内側の頂点を2個、外側に。

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だいたいハの字に致します。

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で、こんな感じになります。おおざっぱwww

          レーダー(電探SK)の制作

日本海軍を苦しめた電探!

いや〜まあ、初期の物は、海軍の裸眼と五分との記述もありますが、やはり時間的に考えれば、圧倒されるのは、間違いない現実でした。

この、ちょっとした、遅れが命取り。

 

今のスマホも、決算ばかりに因われて、株主中心に利益を振り、開発部署を圧縮したため・・・

現在、開発2流国となる屈辱を味わっております。

 

う〜ん・・・それにつけても、2流、3流の通信網整備。

 

もはや、かの国の、人件費の安さを言い訳に出来ない技術的壊滅状態です。

レーダー(電信技術)戦争で、破れた轍を、またまた、繰り返えしているのです。

        第二次レーダー戦争に敗北

ど、どうしよう・・・どもならん。

 

と、まあ、今、ちょっと、いい事を言ったんですが、たぶん誰にも相手にされないので、とにかく作業を粛々と開始致します。www

 

で、電探のアンテナ本体となる立方体を、まずは追加コマンドからメッシュ、立方体で、出現させます。

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サイズは、取り敢えずの0.15cmです。

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で、移動してサイズを調整致します。

スケールツールで、側面図に合わせて大小しましょう。

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もちろん、厚さも。(正面図より)

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パネルの大きさが、決まったら、次にループカットで縦、横、ともに、3分割します。

カット後、出てくる右下のBOXに3と入れればOKです。

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で、全体を選択して、ここで、”ワイアーフレーム”コマンドを適用します。

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面、ワイアーフレームで、適用されます。

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 このコマンドを適用すると、図のように、見事に細かなグリッド網が立体的に完成します。

 ワイヤーフレームは、Blenderの便利な機能の一つであります。

そして、これもブーリアンと同様、オブジェクトモードのモデファイアーからと、今回使用したように、編集オード内からのふた通りのかけ方があります。

(デメリット、メリットもブーリアンと同様、適用した元オブジェクトが、なくなる等)オプションはデフォルトのままで、数値は、赤丸内のものにしました。(幅 0.02)

 

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 レーダーのアンテナ旋回台は、単に通常の円柱を、充てるだけで良いでしょう。

追加、メッシュ、円柱、その後、スケールで大きさを調整します。

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移動して選びやすいように、頂点をレーダー本体や、マストの頂点に重ならないよう、配置しましょう。

(後で選択しやすいので)

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次に、手前のU字形アンテナを持つ、前方のレーダー(SG?)の旋回台です。

1/2000では、ほぼ同じもので、良いでしょう。w

で、アンテナ本体は後回しです。ww

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 ところで、こうした、細かい格子細工は、3Dプリントすると、分解する恐れもあるので、今のところは、蓋をしておいた方が、良いと思い、図のような立方体を宛てて置きます。

 

 プリントの調子によっては、すぐ取れ外せるように、今はオブジェクト一体化は、しません。

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配置して、適当にスケールをかけ微調整、それで良いでしょう。

あと、この時、SKアンテナには特徴的な、上部の出っ張り格子を、立方体として、省力して、載せ、飾りましょう。

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(立方体サイズ0.15で作成、後はスケールで微調整)

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気分の問題でw。 

 

 お次は、先程後回しにされた、SGレーダーのアンテナ本体制作です。

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これには、U形のアンテナを作るため、適当な円柱を(今回は旋回台の円柱を再利用)作成した後、スケールで、横に伸ばし、押し潰して作成する事にしました。