3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第四十回 銃火器の制作

そろそろ、ボーグも完成の域に近づきました。

と言う事で、今回は、搭載火器を作成したいと思います。

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で、これが何かと言うと、その搭載火器の5インチ主砲なんです。

主砲?ハハ・・・口径はね・・・赤城などにあるケースメイトな対艦砲???

いや、速射砲だし、ケースメイトでは無いんだけれども、やはり艦尾に設置された、対艦用なんでしょう。

まあ、いいか。

で、上から見ると・・・

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でで、こいつが・・・

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エリコン。

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上面図・・・

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20mm・・・

う〜ん、これは、原型とかでなく、これで完成したものなんですね。

小スケールだと、まさにレゴのようなディテールwww

当然、作成法も、それぞれ立方体をループカットして、押し出したりしただけなので、特にここで、筆記する程のものではありません。

 

という事で、ここでは、多少まともにモデリングした、ボフォースの40mmを、ちょっと掲載したいと思います。

            

            ボフォース  40mm対空砲の制作

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毎度、毎度、下手くそな、自前の線画で、ごめんなさい。

なのですが、とにかく、これまで通り3面図を、セットアップします。

モデリングのイロハですね。

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こんな感じです。見えにくいと思ったら、参照絵の透明度を変えて下さい。

縦タブ、ピクチャプロパティで数値をドラッグします。

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のっけは、旋回用台座から。

追加、メッシュ、円柱で、各数値は赤丸内・・・

 

知っての通り、この台座の回転が遅いと、対空砲としては、意味ないんですよね。

43年当時は時速600キロを凌駕する、航空機が、すでに出現していましたので、5インチ砲の台座などは、接近する攻撃機に対して

発砲のチャンスが、数回も有りませんでした。

また、必殺の電波信管も40mmクラスの銃弾では、戦中は対応出来ていませんでした。

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次に、砲架部を作るため、まず立方体を制作。(追加、メッシュ、立方体)

サイズは、取り敢えず 0.16cm

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側面図に合わせながら、サイズを修正。(”N”キーを押して、サイドバーを表示アイテムタブより寸法に、赤丸内の数値を入力)

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ループカットで真ん中と右よりにカットを入れます。

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で、カットした面を選択し・・・

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上へ押し出し(押し出し量は、0.075)

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砲架後方を、ループカットで4回カット。弾倉部を作ります。

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前方の照準器らしき付近にもカットを・・・(駐退機等はカット)

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雰囲気、やや反り身にするため、ナイフで上面をカット。

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右側も同様にカットし整える。

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で、図の照準器らしき面を選択し・・・

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押し出し、照準器らしき物はOK!

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後方、弾倉面も選択し・・・

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押し出して盛り上げる。

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でで、砲身を作成するため、円柱を追加。サイズは、頂点12、半径0.02、深度0.52・・・

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xを90度回転させて、寸法を調整(数値は赤丸内)

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砲架部と、位置合わせの図。

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オブジェクトモードで、砲身選択後、モディファイアーの追加、ブーリアンを実行(合成、オブジェクト選択で砲架部の立方体を、スポイトで選ぶ)

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変換で、メッシュ化する。適用でもOK

元のオブジェクトは、非表示にして(アウトライナーから目玉アイコンOFF)

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合体面の三角化を行い、Nゴン(多角形)を潰す。

 

続いて、後方の操縦座を引っ張り出すため、砲架をクロスにループカット。

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面を選択。

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押し出し・・・

f:id:konoe2140:20211027032428j:plain後方の部分もカットして、面を選択後・・・

f:id:konoe2140:20211027032515j:plain後方へも押し出し。

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頂点移動で、それぞれ形を整える。

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弾倉部もそれらしく、前へ傾斜させて・・・

f:id:konoe2140:20211027032613j:plain砲架をナイフでカット。

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右半面を選択し削除・・・

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オブジェクトモードで、原点を、3Dカードルへ移動し・・・

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モデファイアーからミラーを実行。(この後、適用か、変換メッシュで、ミラー後処理)

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お決まりの、継ぎ目の頂点をぐるりとすべて、選択しマージ距離で頂点数を整理するか、メッシュ、クリーンアップから、距離でマージを選んで、完成!

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おっと、一番始めに作った旋回台は、表示して置くだけで、いいでしょう。

(モデルによっては、あとで、回転させるかも知れないので・・・)