3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・データ編集編 第四十六回 オブジェクト統合2

f:id:konoe2140:20220108024026j:plain前回は、ワイルドキャットF4Fのインポートまででした。

今回は、雷撃爆撃機デバステーターもインポート・・・(テーターは、制作記事からは割愛されてます。ライフラフトも同様)

 

 しかし、で、でかい、これでサイズは合ってるハズなのだけど。

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う〜ん、この太っこいボディー、零式と97艦攻の関係より、なにか大きな方向性の差異を感じます。

 日本海軍が、長年、速度と航続距離にこだわって、機体を縦方向に延長したのに、対し、米海軍は、爆弾搭載量に重点を置いて、胴体、其の物の経を太らせたと言う事が、除実にわかります。

 

まあ米国は、陸軍機もそう言う傾向が強いんですが・・・。(ペイロード米国)

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 この、軽空母より小さな、ボーグの甲板に、デバステーターは大きすぎのようなので、早速、翼を折りたたんで

小さくしてしまいました。www

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F4Fのほうも、折りたたみバージョンを改造、制作、コピー・・・

まさに、羽を休める鳥の群れです。

   

 楽しいなぁ〜

こんな時が、モデリングをやってて、良かったと思う、至福瞬間(コーヒータイム)なんですね。

            

            マスト、アンテナの制作

おっと、至福の時とか、何とか言ってる場合ではありません。

最後の最後に、まだマストが残っておりましたとさ。

駆け足で制作しちゃいましょう。

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まず、艦橋前方の信号灯のようなマストを作ります。

追加、オブジェクト、メッシュで円柱を作成・・・

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サイズは、赤丸内。またまた、だいたい0.3mmの円柱です。

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上部に、ループカットで節をいれます。

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すかさず、も一つ上部に節目を・・・

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で、最上部の部分を選択して、絞ります。

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こんな感じで、OKです。

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わかりにくいですが、逆に、下部をちょっと、太らせております。

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今度は、同じく右舷の中央部付近のアンテナマストです。

やはり、またまたまた、0.3mmの円柱で作成します。

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これも上部と下部に節を入れて、絞らせたり、太らせたりしてアクセントを付けて、いきます。

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この内、上部の節から、もう一段下がったところの切れ目を入れて、出来た側面(四面くらい)を、選択し、押出しで、アンテナの十字部を形作っていきます。

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押出し値は、こんなもの・・・(0.05cm)

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ついで反対側も、押し出します。

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両端を少し絞っておきます。(スケールツール)

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これで、OK。

十字アンテナマストが出来ました。

 

 最後に、クレーンを作ります。

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これも、またまたたまたまた0.3mmの円柱から作成します。

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これまでと同様に上部、下部にアクセントを付けます。

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クレーンの基部にループカットで、節を入れ・・・

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基部の前面(四面くらい)を選択して、押出しをかけます。

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で、かなり高い位置まで引き上げ、端部は、小さくすぼめます。

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このオブジェクトを複製後、回転ツールで、180度反対に向け、2基にします。

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左舷に配置しました。

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スト2本、クレーン2基を添えて、これで本当に完成です。

あと、艦首、艦尾の旗竿が、あるにはあるのですが、スケールの関係でこれは、省略いたします。

 

 

次回は、ようやくプリンタソフトへのエクスポート編へ移行します。