3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・作品(商品)化 第四回 製品の種類について

さてさて、ようやく、販売とか出来るような段階には、来ましたが・・・

いかんせん、これだけでは、チョット、さみしぃ!www

もちっと、華やかにしたいものです。せっかくの販売デビューなんだから。

でで、しばし、一考・・・何かちょっとでも盛り上げる方法は無いものか?

 

ありました!ネットサーフィンで、見つけた策は、何と、PC界の巨人インテルの販売戦略・・・

の記事。(は?インテル?模型と何の関係が?)

 

 それによると、インテルは、CPUを販売する時、実は1つぐらいしか種類のない物体を、ランク付けをするとか言って、バラエティに見せて販売し、ごまかして盛り上げてXXXピー!!!・・・いや、ゴホッ、ゴホッ、市場を活性化していると・・・1粒で10種はイケる大戦略!(おいおい、それにしても、ずいぶんとまた、大きな企業の戦略と比較したもんだ)www

 

そうだ!、左右田一平です。(裏通り先生)

 

これを、踏襲するのだ。

つまるところ、この一つしか無い、ボーグの種類を増やし、ちょっとだけ部品の違う、姉妹艦バージョンとか、塗装の違う別バージョンとかも出して、ごまかしてシリーズ化するのだ。

(イヤ、別に、ごまかしでは、無いですよ。こーゆーやり方は、汗)

 

そこで、考えたのが、コレ!

      

        ボーグ 別バージョン1 同型艦シリーズ 

 

 そう、まず、手堅いところで、前述のアイデアである、同型艦を、少しずつ違えて、シリーズを水増しする案。

一見、普通に手堅い案なのだが、しかし、ちょっと考えてみると、このプランは、ボーグ級ではむつかしい。

なぜなら、ボーグ級は同型艦が、ザッと見ても、貸与艦を含め45隻もあるからだ。姉妹艦と呼べそうな、コメンスメント級や、カサブランカ級まで入れると100隻を軽く超えてしまう。www

いくらなんでも、そこまで多種に、シリーズ展開出来んだろうから。

(仮にあったら・・・話題性もあるし、個人的には揃えたい気もするが)(駆逐艦や小艦艇はもともと、番号をつける程、多種あるが)

 

    ボーグ 別バージョン2 デカール&スッテカー バージョン

 

 空母の甲板の白線用の、デカールを添えつけた、バージョンを出すと言うもの。

甲板デカールの一例

 しかし、コレは別段、別バージョンにしなくても、そのまま、デーカルなどを添えつけ、すればいいのでは、ないかと、考えるのですが、実は、そう、簡単な話では、ないのです。

 

と言うのも、これまでの甲板シール&白線デカール付きモデルは。意外とうまく貼られておりません。

甲板のモール表現を、モデリングで、やたらと盛りすぎる為、貼ると、デコボコになって、すぐ、割れたり、剥がれてしまうのです。

(だいたい、空母の甲板が、こんなデコボコだと、艦載機が飛び立てる想像が、出来るはずもない)

有名な、連山などは、滑走路の不平坦が、原因で実用化できなかったわけだし。

(急に、ちょっと、知ってるとリアリズムに舵を切ったりする。恥ずかし・・・)

  

 ま、そこで、甲板&船体本体のパーツそのものを、ツルリと削ぎ落とし、シールとの密着性を高めた船体も付けたら、と言うバージョンです。

 

だってねぇ、削ぎ落とすと、実は、とても格好悪いモデルになるので(甲板に何も、彫刻が、無いと言うのは、しごく見栄えが悪い)、2個つけたいが、コスト的には無理なので、別バージョン販売で、選択して頂く方式になるわけと言う訳です。

(レジンは高価です)

 

ボーグ 別バージョン3 エレベーター仕様 バージョン

 

 これは、意外なのですが、1/2000の世界では、空母のエレベーターの孔をキッチリ開けたものは、少ないのです。(前記、連合艦隊コレクションはもとより、バンダイのネービーコレクション、エフトイズの艦船キットコレクションなどでは、穴あきは、なしだった)

 

 そこで、この仕様を追加!

ただし、これもエレベーターの寸法精度が、(クリアランスとか言うらしい)保ちにくく、ミスプリント(ふどまり)が増えるため、特別バージョンになると言うわけです。価格もノーマル版より、若干、お高くなりそうで、その点で、どうなるか? 汗。

 

ボーグ 別バージョン4 戦隊もしくは、数隻セット

 

前述どおり、ボーグ級は、数が多い。

そのために、あらかじめ数隻セットで、販売し、その分、お安くお求め頂けるという、お買い得バージョンです。 今ならもう一つ、さらに2つおまけして・・・とか(いったいホントは単価はいくらなんだ!)ツッコミを入れたくなる、通販特有のアレです。www

 

ボーグ 別バージョン5

ミスプリントの部品のおまけを、たくさん付けるバージョン。

(割れてしまった、パーツ群)

 

 3Dプリントには、失敗が付き物です。気温や湿度、ソフトウェアのちょっことの変更によってもミスプリは、大量発生致します。

そこで、このゴミを、いや大事なオブジェクトを、スペアパーツとして、たくさん

お付けする、と言う再生価値、輪廻転生バージョンです。

 

手先の器用な方なら、場合によっては、もう一隻とか、組めてしまうチャンスがあるので、変人、いや、優れたマニアなら、得ですよねぇ。いや、ホンマにほんとに。www

 

  

 

 以上が、私が拙い頭で、考え出した、販売戦略でしたが・・・

さあ、実際は、販売では、どうなるのか?、好ご期待であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・作品(商品)化 第参回 箱創り

キタキタキタ、ついにデキた、夢に見ていた、自分で作った模型のパッケージ!

これ、コンビニで、プリントして、のりでボール紙(工作用紙使用。小学生か)に貼り付けて・・・

カットして、箱に、組み立てた、純粋な個人制作の模型パッケージ。

 

 おいどんは、今日から軍艦の模型めーかーで、ごわす。ばってん、そうですたいっ!(なぜか、よくわからん九州のお言葉集)

権兵衛どん、平八郎どん!片岡どんもバンザイ,

あ、彦ノ丞どんも!!

 

 それ、次は、部品の包装だ、説明書の制作だ!

 

カパッ、さて、中身は・・・

 

あははは・・・いやぁ〜

レトロプラモ感いっぱいですね。

特に、接着剤付きとか。(いつの時代だよ)www

 

(この説明書の画は、FreeStyleのデフォルトの線画を、そのまま使いました)

右端上の格納庫の分解図は、やはりFreeStyleの出力で、これも結構なかなかのデキ。

 

パッケージから、説明書、もちろん中身も、これすべてBlenderのたまもの

あらためて、Blender、ありがとう!

ありがとうございました Blender!!

 

 さて感謝の極み(デスラ)が、出たところで、レジン選びのところで、ちょっと書いた、SK本舗の水洗い高級レジンと現在使用している、Elegooの水洗いレジンの出力比較なんだけど・・・

               (SKのSK01WL)

 

 端的に言って、SK本舗のは、評判通りのものはある!

と言うことがわかりました。

 

 

 

画像で比較しますと・・・

SK本舗レジン、ちょっと青いが、弾力がありベットから剥がし易い

当方の2Kプリンタとは、一見思えない、ディテール出力・・・

支柱など、四角く、くっきり出ており、中央のシャッターの格子が良く、刻まれてる。

Elegooレジン SKより少し硬い

遠目では、互角に見えるけど、支柱が丸っぽく、シャッターの刻みも、うっすら程度であるのが、わかる。20ミリ機銃も甘い輪郭。

 

そして、最大の違いは、赤線部の反り返りで、プリント直後にも関わらず、Elegooのものは、少し大きく曲がって見える。

 

と言うことで、製品出力なら、SK。

コスト重視で、テスト、汎用ならElegoo。

と言う結論になりました。

 

あと、私の、最大のポイントである、匂いは、どちらも同じ系統(ブルダイン)の臭いが、します、強度的には、Elegooがやや強い感じがしました。

 

 また容器に、ついては、ELegooのものは、栓が完全には締りにくく、さらにビニール袋などでもう一重包むのが望ましく、そのままだと多少臭いを感じます。

 

 SKのものは、金属製で、中栓があるので、臭いは完全にシャットアウトされており

GOODです。


 が、万たび使用するには、開けづらいので、時折力が余って、手袋に穴を開けてしまう1コマもありました。

 

 さらに、金属タンクは一見は丈夫そのものですが、よくどこか凹んでおり、そこから次第に

漏れが発生しそうなので、ぶつけないように、ちと気は使います。

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・作品(商品)化 第弐回 パッケージ 1/2000計画

 さて、1/2000計画の第一弾!ボーグのパッケージイラスト(箱絵)

を制作しようと、試みたのでしたが・・・

見事に失敗!

まま、そこで、恥ずかしい自前のイラストを挽回するため、Blenderの出力検討したのが、前回まででした。

 

         Blenderのイラスト活用、第一歩

まずは、線画の出力にチャレンジ。

Blenderの線画出力機能としては、まず、第一歩として3Dオブジェクトを

線としてレンダリングする"Freestyle"と言う項目があるとか。

このFreestyle、とても簡単に(と言うか一瞬に)線画に出力出来るそうで、とても便利とか。

では、早速・・・

Freestyleのオプションは、レンダープロパティの項目の下の方にあります。

その項目の、ライン幅とう言うのが、線画の線の幅のオプションで、今回は、デフォルトの半分の”0、5”を設定しました。

 

結果は・・・しかし

有無むむむ・・・

 

 やはり、自前イラスト同様、何かものたんない。

 

あっさりしすげきて、絵として、つまらない。

 

 角度を回してみると・・・

う〜ん、やっぱしイマイチくん

まま、オプションで線の強弱をつける事によって

だいぶ表情を付けられるらしいのだが、パッケージイラストの素材としては、もはや、これ以上いじっても伸びる余地が無いような、あるような・・・(この頃年のせいか、見切りが早い)

(逆に、この手の画風は、まさに設計図、説明書にいいのでは?)

 

むむむむ、むむむむ・・・

まるで、王様に敵わないじゃないか。(適うつもりで、いたのか?)

 

どうしよう?、逃げようWWW

いや、逃げる必要などないし、逃げてどーすんだ。

 

などと考えていたところ、この時、見に飛び込んで来たのが、これであ

る。

なんの事はない、見慣れた、ボーグ編集中のワイヤーフレーム画像である。

だが、あらためて

画として見ると、結構、格好良い!

サイド画像もGOODではないか!

手でヘタなイラストを書くよりも、体裁が良いし、何より簡単!

なんで今まできづかんかったのだろう?

 

それに、3Dプリントのモデルのパッケージであるから、この画をメインに据えた方が、わかりやすいし。

 

うーんグッドアイデアではないか! 

 

 またしても、天地返しの大胆な発想!(ちょっと壁にぶつかると、ひたすら、簡単な方法へ流れてるだけかも知れないが)

 

しかし問題は、もうちっと、絵っぽくデキないものかであろうか。

で、すぐ、思いつくのが、巷で、良く見かける2Dシェーダーなるものである。

 

 平たくゆうと、アニメっぽい表現と言うやつである。(セルルックという言い方もあるらしいが、国産アニメに、もうセルは、全然使ってない)

 

これを、この画に適応する事にしてみた。

 うっ、なんとなく、迷彩仕様で、護衛空母らしい、画になってきた。
影が効いてる・・・

 

で、これをパッケージとしてみて、デザインして見ると・・・

 

おおっ、はりもと!ヤナギダ!

 

あの、まぬけな、イラストパッケージが、何かシド・ミードのような、未来的な予感のするものに、変身したではないか・・・のよサ。親のよく目か

 

スゴッ、パンチが出てきたのである。

自分で書いたとは思えないデキ・・・(いや正確には、Blebderが書いたのだが、汗)

 

そう、シリーズ化するなら、箱絵は、大量に書かねばならぬし、かと言って、人に頼んだら、なん為の自主制作か、わからなくなってしまう。(金かかるし)

でも、これなら、量産すら、まったく問題にならん。ハズ

 

おおし!取り敢えず、これで、ゆくか!と決断したのであった。

(愚者は、決断だけは早いのであったのよさwww)

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・作品(商品)化 第一回 パッケージ 1/2000計画

                1/2000計画

  

 ウルトラQのタイトルでは、ありませんが、そも、私がBlenderで、ボーグを作成し、プリント化したのは、もともと1/2000(付近)の軍艦を

  模型メーカーさんのラインナップに囚われずに自由に揃えたいと思ったからでした。

 

 これは、レトロプラモ時代から、ずっと引き継ぐ想いでアリ。

そういう意味で、この自作3Dボーグのプリント完成は、まさに感慨いっぱいのものであります。

 

ですが、プリントして、ハイそれまでよ!植木等!!

では、あまりにも、つまらないではないですか。

(前回、出力したボーグプリント)(これで終了ではつまりま千円)

 

 実は、私の想いの中には、これら軍艦を揃えるだけでなく、自分で模型、商品としての作品を、ラインナップしてみたい、売ってみたいと言う、想いもあったのです。(売れるか?そんなもんの)

 

模型屋、と言うより、模型メーカーごっこ?  笑うなら笑ってください。

 

いや、笑わないよね。

だって、前回も書いたけど、現在では、素人同然でも作品を発表し、販売するなんて、当たり前な、時代なんだそうだから。

 

だったとしたら、(販売するならするで)

 パッケージを作ったり、説明書作って、包装もそれらしくして、もっともっと”この模型めーかーごっこ”を楽しまねばねばね、ね〜え!。

こちらは、模型の王様 田宮模型のヨークタウン やっぱ凄いよね〜

 

 ここまで、いかなくても・・・

丹精込めましょう。素人は、素人らしく、少しでも商品らしく。

 

そこで、まず、そのパッケージの制作からいってみました。

(出来る、範囲で、いっい、かっらぁ〜)

 

 

             

             

 

           1パッケージの制作

 

ま、パッケージの制作と言えば、、あず念頭にあがるのは、ズバリ、箱絵!

 

 この箱絵を、どうするかが、最大の問題!!

で、とりあえず、資料をもとに、GIMPなどで、ごにょごにょ・・・

 

作ってみました。

と言うのが、こちら・・・



WWW、やはり、そうはうまくいかないものです・・・

もうひとつ、いやいや、2つも、3つも、パンチが足りません!

ヘタクソ!(当たり前、ごにょごにょしただけだから)

 

ど、どうしよう?

 

でで、ここで閃くのが、またまたまたBlenderの存在。

こいつが、あればパッケージイラストも、創れるんだよ。もしかしーて!と言うこと。

 

 つまり、このブログで今まで作っていた、ボーグの3Dデーターが、せっかくあるのだから

そこから、箱絵を捻出すると言う計画なのだ。

 

 いや、そもそもね、3Dソフトと言うものは、こうした画を出力する為にあるものなのだそうで・・・

 

この辺が、CADソフトで作っているのとの、大きな違いであるわけだし。

(いや模型の王様までは、いかなくともね)

Blenderで、なんとかサマにならんのか〜 ええアドミラル、サマービルさんよぅ。

 

と、いうところで

以下次回。

 

 

 

 

     注、1/2000 並び、それに近い、国内艦船プラモの小史

 

1950年代 いにしえの木型模型時代 豆航空母艦 飛鷹などの発売

 

1960年代 オールプラスチック登場時代

 にしき屋 ポケットシリーズ発売

1/2200 赤城・飛龍・長門陸奥・霧島・山城、1/2630 大和 ・武蔵  1/2000 鳥海・最上・足柄・古鷹 その他

各種発売 当時30円

他のメーカーでも、榛名・扶桑の発売アリ。

  

 バンダイ ネービーコレクション発売25種 当時各100円

 アオシマ 後年、ネービーコレクションの一部再販。外国艦のみ。

 

 タカラ・トミー 連合艦隊コレクション、ガチャガチャ販売。(大ヒット!艦船ファンの裾野を広げる)

 

 フルタ 軍艦コレクション(一部スケール1/2000に近し/エンタープライズなど)なかなかのデキ。

 

 エフトイズ 艦船キットコレクション・世界の艦船キットコレクション 

 食玩販売。

現在の1/2000軍艦のスタンダード。超精密。

 

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリント編 第三回 プリント効率化2

1短縮プリントへの挑戦

前回、作ったこのファイルを、早速プリンターへGO!・・・(手慣れてきた)

 

結果は・・・



ド成功!・・・とは、いきませんでした。

 

 船体は、ほぼ出力されてはいるけど、艦橋パーツ類は、なんと土台(ラフト)が、割れてしまった。

 

(それに、クレーン上部には、上部ラフトからしなだれるような、バリのような歪みが?派生している)

 

 パッっと状態から見て、原因は、

 

1 土台(ラフト)の、割れ・・・ラフトの薄さ。

2 バリ・・・サポート不足、もしくは、ダレ?

だと、またまた、勝手に判断、致しました。

 

そこで、またまたまた、Blenderに書き戻し、改造であります。

 

速攻!

             対策

 

1 ラフトを厚くした。1.25倍ほど(Blender側)

 

2  ダレと判断して、露光量を”60秒”より”55秒”へ(CHITUBOX側)

 

いざ、プリント!再!再!再!再!

 

結果は・・・

よしっ!

土台の割れは、解消したようだ。喜!

ダレも・・・いやや、これは、まだ歪んでいるぅ〜

 

・・・あ、でもパーツそのものは、しっかりデキているので、これはこれで良いとする。(いいかげん)

たまには、刀の汚れも良いではないか。土台なんか、どだい関係ないし。WWW

(単に、サポートを付ける時間がなかっただけなんですが)

 

よしよし、これで一応、時間短縮プリントは成功。

結局、3時間35分が、1時間41分へ 

すごい!えらい!

 

と言うことで次の課題へ。

 

            Z解像度を上げる

 

 これまでは、プリントの際、Shadowのレイヤー解像度(デフォルト?)

0.05で出力してきました。

が、設定には、さらに細かい数値が使用できるようです。

そこで、少し作品の解像感が物足りない時には、これをいじって見ようと言う試みです。

0,025・・・約、倍の精度。

 

おし!また、速攻スタート!!

 

これが、0.05拡大図(艦橋下舷)

これが、0.025

ま、写真のレンズのボケの差が出てしまったような所もあるけど、

ヤハリ、0.025のが形状が、ハッキリしていると思う。

 

ただ、ここまで拡大しないと、実は、遠目では違いがワカラナイ。

 

・・・と言うオチ。

 

うん!この試みは、わかる人は、わかるけど、気にしない人は、気にならない

 

当たり前の結論となってしまった。

 

因みに、プリント時間は、0.05の1時間41分に対して、3時間14分。

これを、どう見る?

 

 攻撃力を同等として、防御と速力、どちらを優先するかで悩んだダインコートや、フィッシャー提督の苦悩がここにある。(譲先生は防御力を選んだけど)

 

(全然、話の方向が違うが・・・www)

 

ともかく、プリント時間の節約は、LCDFEPフィルムの寿命を伸ばすだけでなく、ある程度の量産が可能になると言うことで、ここは、おおいに活用する事に決定した。

 

モロ置きで、サポート材小、仕上げ早、徹底した印刷タイムの短縮、そしてとことんコストをかけないで、ロハのソフトを習得し、プリンタ設備も最安を狙っていく(友人からセコハン)。

 

どうやら、このブログの貧乏スタイルが、よりくっきり、見えてきたようである。www

 

実に、楽しい!(ほんとか?)

 

まま、そんなところで、本番プリントへ!。

ついで、艦載機の印刷なんかも・・・

(こちらは、ヤハリこじんまりした極小パーツなので、拡散を防ぐため、セオリー通り、土台付きサポート材を、充ててみた)

 

さてさて、結果は・・・

う〜ん、まあまあ、なかなか・・・私的には、良い出来ではないのか?ナ。汗

(いや、もともとね、たいしたレベルで無い人なので、これで大満足よ。

やった、私にも出来るんです!)と。

 

 しかしながらも厚顔無恥に、この出力物を見ているうちに、フツフツと昔から

抱えてきた想い ”ああ、いつか”軍艦模型がつくれたら”とか”模型屋さんの真似をしてみたい”とかとか、が湧き上がってくるのだった。

(そもそも、それがこのブログの主旨だった)

 

そして、一度は作ってみたい、あの模型のパッケージ。

やってみたい、販売してみたい、自分の模型商品(作品?)

 

 いや、これは、別に、今では、珍しい事では無いのです、世間では、これを、自主制作とか言って、すでに多くの先人、先輩の方々が、これを実行して、おるのですからから。

 

 と言うことで、次回からは、最終章、ここまで来た、この3Dレジン作品の販売(パッケージ)化・・・

 

題して”2000分の1計画”(永遠の模型屋ごっこ)に

 

・・・いって見たいと思います。www

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリント編 第弐回 プリント効率化

 前回の、じか置きで、一応プリントの目安がついたのだけど。

 

 ここで、ふと、新たなる疑問が、と言うより、2つの試みがしてみたいとフツフツと

湧いて来た。

             2つの試み

 

 一つは、じか置きによって、プリント時間が、大幅に短縮された事。(3時間34分が2時間35分に)

 

 要するにUVレジンの方式は、オブジェクトの断面積に関係なく、その高さにのみ支配されるという事らしい。(紫外線照射時間などにも、無論関係するけど)

 

 故に、高さを出来るだけ縮めてプリントデキないか?と言うのが、1つ目の試み。

 

 そして、今一つは・・・

ちょと、前にも、書いたけど、プリンタのレイヤー解像度(Z=デフォルト0.05)の大小の変化で(0.025位)、ほんとに精密に(解像感)、なるのかぁ?と言う、漠然たる想い。

 

おーし!とにかく、こうなったら、どちらも、即、試して見たいと、実行することにした。

 

             時間の短縮へのチャレンジ!

 

 まずは、プリント時間の短縮のキーとなる、高さの圧縮。

まあ、そんな声高に挑戦する事ではないが、今回のプリントを見ていると、どうも無駄な

作業(ベットの上げ下げ)が多いと言うのに気がついた。

 

 実は、プリントの中盤50パーセント前後あたりから、プリント断面の形は、ほぼ真っ黒・・・

つまり、ボーグの飛行甲板がプリントアウトされると、後は、ほとんど、スカスカの量のプリントが続けられているのだ。

(真っ黒、スカスカ、ほんの一部しか、プリントされてない)

艦橋や、アンテナ等の、高さは、ここまでの倍はあるが、断面積は、ほとんど無い。

だから、これらを別パーツにして、飛行甲板以下の高さに、沈めてしまえば、時間短縮と言う事になるハズ。

 

 そこで早速、Blenderまたまた登場!

 

            艦橋を切り離す

カットのやり方は、ここでは触れないけど、とにかくボーグの全体から、艦橋一部と、高くて出っ張ったマスト、クレーンなどを別パーツにする。

(本来は、艦橋基部で、分けたいのだが、このあたりは、いろいろ形状が混じってるので、切断すると修正が多岐に及ぶので、キリのいい所で、分離した)

 

しかし、ここで問題が発生・・・

 

そう、つまり、このパーツは、そうすると、例の”じか置き法”が使えるのか?と言うことである。

確かに、船体は、断面が大きくベッドから、脱落しにくい形状だから良いが、

これら細かいパーツは、小さいので、温度やFEPフィルムのコンディション等、簡単な不利条件が重なると、すぐ欠けて

しまう確率は高い。

  

ど、どうする?・・・

 

しばし、考察の末、ここは、これらに素直にサポートを付ける事にした。

と言うのも、多分にこの位の部品なら、たいした数のサポートは、いらんだろうと踏んだからだ。www

でで、サポートは、こんなもんで、どうだ?(円柱のスカートを、Blenderで、下に履かせた)

 

さら、さら、さらに・・・

バラバラになると、変な風に、フィルムに付着せんとも限らないので、今回は、バッチシ、土台(ラフト)も付ける事とした。

 

よしよし、このぐらいのサポートなら、楽に切り取れるし、後処理もそんなに苦労はしない、ハズ。

(ハズばっかしだが)(シロート考え)

(船体と切り離した、艦橋、マストパーツ群)

 

 因みに、このラフトも、CHITUBOXには、悪いケド、Blenderで制作。

さて、どんな結果が出るか、取り合えずChituBoxで、スライスをかけて見た・・・

 

・・・ところ。

(赤丸参照)なんと、1時間41分、前回よりまたまた、1時間近く減少した。

後、ひと工夫で、1時間をも切れる・・・かも。

いや、そうは問屋がおろしてくれるかわからんが、

まずはこの設定で、ドンとプリント行ってみよう!。

 

以下次回。

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリント編 第一回 プリントの修正

 

  さてさて、前回は、サポートを付けて、船体をナナメに傾かせて、荷重を減らし、理屈通り

プリントしたのですが、結果は・・・

 

大失敗!

 

そこで、理性のタガが外れて、巷で流行っていると言う(どこで)?じか置き法を、試したのであった。

いざ鎌倉、じか置き、スタート!

そして、途中で一時停止で、初期層の張り付きを確かめて・・・

やった!プリント完了 2時間39分。

 

さてさて・・・結果は。

 

 恐る恐る、期待と不安で、ベッドを持ち上げて見ると、

 

あ!ぎゃーも!またもや、 む無残・・・やな

 

では、なくて、な、何かあるぞなもし?!ベットの下に。

おおっ、これはもしや、愛しのボーグちゃんでは?

 

で、出来てるではないか、私のボーグが!(いつから、おまえのに?)

 

 早速、ベッドを外し、速攻で水の張ったタッパーへ、そして筆で洗浄のメリークリスマス。

 

ドライヤーで、乾かして見ると・・・

(クールモードで)熱風禁。

 

 でで・・・

おっ・・・

ほっ・・・

 

 ほぼ、出来てるではないですか。

 確かに、レーダーの一部とか、アンテナマスト、ポール、クレーンは欠けてはいるが、ボフォースの、20&40mmも良く表現されてるし、甲板のモールド、ブルワーク等も、ちゃんと刻まれている。

 

・・・思ったよりしっかり形になっていたってばよう!

 

これでいて、例のサポート外しは、一切なし。

であるからして、その後のメンドイ、ヤスリがけ、平滑化作業は、当然なしなしで、組み立てすら、もなしwww。(今の所)

 

     これは、”じか置き”スゲーわ、と言う結果になりました。

 

 後は、欠けたマストやクレーンを出力出来れば、きっとOKになる。

(要するに、ココをちょっと太くしたり、アソコを大きくすれば、完全な出力が望めるハズではないか?(しろーと考え)

 

という事で、すぐに、データ変更、またまたBlederへ直行!(この辺が、先にソフトウェアから、3Dプリントを習得した、モロ、モロ強み)

 

オブジェクトの手直しを実行してみた。

だいたい、細かくて小さい部品を、拡大、拡張、太らせてみたよ。

 

そんでもって、いざプリントへ(再)(再)ジブリ金曜ロードショーかwww

 

おおっ・・・ナガシマ。

まだ乾いてないので、アレだが、マストやレーダーも。一応、問題なく出力されたではないか。

 

 各部、かなり太くしたので、細密感は、減少したが、サポート材で、ハチャメチャになって、結局、ハンドメイドな部分が、大方の大修復作品になっては、元も子もない。

 

 目指すは、デキてる食玩(エフトイズ)、ガチャ(タカラ・トミー)の素晴らしさを、見習うのだ。

 

 それに解像感は、レイヤー階層数値を上がるとか、果ては4K、8Kと世にはまだまだ、プリントの最上グレードがあるので、部品を(データ)、その時、細かい方にまたチェンジすれば、良いのだ。

 

 もともと、1/700サイズや、1/350の模型と同じオブジェクトレベルで組めば、1/2000プリントでは、超精密となるわけではないか。楽だ、こりゃ。

 

サポートなし・・・いきましょう。ホント

 

注、しろーと考え。