3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリンターの起動編 第四回 プリント失敗

なんだかんだ言って、プリント開始から、ボブデュランを聞きつつ、時は流れて・・・

早、15、6分。

ここだ!とばかり、一時停止ボタンを再び押すと・・・

 

おうっ

出来てました。

 

 何かブツブツしたもんが、ベッド表面に・・・(いや反対なんで、ウラ面って感じなんだけど)

コリコリ・・・

これが、初期層なのでした。

このぐらいのグリグリがあれば、大丈夫・・・かな。

 

と、一時停止ボタンを再び押して、プリント再開。

純喫茶、再会。水木しげる先生の、ご冥福をお祈りしつつ

今度こそ、至福のコーヒータイムへ向かうのでした。

 

 窓の外、街路樹が美しい、そしてまた、時は流れて・・・

 

ようやく、3時間と40数分。(注、この写真は今回のファイルでは、ありません)

 

100パー プリント完了したので、ありました。ヨッシャー!

・・・

だが、しかし!ここからが、悲劇のはじまりのおわり。

(おおおおお・・・・あまりの事に、このあたりの、前後の写真を取るの忘れて、狼狽してしまいました)

(取り敢えず、マニュアルにある、別の写真掲載、プリント失敗の図で御勘弁)

 

見事に、ブツは脱落したのでありました。 アーメン

 

幸い、FEPスクリーンからは、このパーツが大きかったので、容易に剥がせましたが(お湯だと、簡単に取れる、付属のスクレーパー使用はダメよ。どうやっても、傷がつくから)ね。

 

失敗のムクロを晒したのでありました。

無残やな、兜の下のキリギリス・・・

 

初プリントは大失敗!

 

う〜ん・・・

原因はどうやら、サポートを減らしまくって、水線のデティールを保とうとした事らしい。(まっレジンにも、使いはじめだから問題が、無いとは言えないが)

 

しかし、増やせば、増やすで、船底のヤスリがけが待っている。

 

サポート密度を上げる。

もっとギザギザになる?

 

サポートを太くする。

すでに、最大。

 

ええい!、ラインを崩さずして、プリントを達成する、そんな都合の良い方法はないものなのか・・・

 

 神は、なぜ?この世に、超便利な3次元プリンターなる機械を創出しておきながら、

なぜに、後処理を小難しくして、超不便にするのだろうか?

 ついで、歴史は、おれに何をさせようと言うのか。

 

とか、またまたアホな事言ってるより、ふと冷静に考えて見ると・・・

 

サポートを付けるから、後処理が、発生する・・・では、サポートをつけなければ。

 

後処理は発生しない。

 

簡単な事なのだ

 

サポートを着けたくない場合は、着けない。

つまりは、おーるあ、なっしんぐ!

 

                じか置き!

そうだ、これが、あったのだ。

 

おっと、またまた、ここで天地返しの全力投球!

 

早速、配置のやり直しだ。

デーンと、ど真ん中に据え置いた、ボーグ本体。

そうだ、このままプリントしてしまうのだ!

 

サポート無し、男らしくナシで行こう。(ほんとに大丈夫か?ピラミッドの法則はどこいったんだ)

 

グダグダ考えていても、始まらない。

 

勝負だ!勝負!

 

レジンを入れ直して、さあ、最プリントだ!!

GOボタンを叩いて(ダメ)スタート!


おおっ 今度は、最初から、船型がクッキリと・・・

まったくサポートが無いので、当たり前か。

なんの問題もなく、初期層も通過。

早速、一時停止、ベッドを確認・・・

今度も、ちゃんと手に当たる塊が、(形は違うが)ここまでは変わりません。(使い回しの絵ですが)

そう言えば、先程、じか置きのchituboxのファルを保存した時、プリント予定時間が、2時間と35分となっておりました。(右上)

 

じか置きにしたんで、高さが必然的に低くなり、1時間10分も短縮されたようです。(こんなところにも副音が・・・スゲー)

これで、うまくプリントされれば、申し分も、申し訳もありません。

はてさて、結果は・・・

 

以下次回。

 

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリンターの起動編 第三回 プリント開始

さて、次は肝心のレジンを注入です。

 

このレジンの扱いこそ、このプリント方式の最大の肝と言っても良いでしょう。

なんとか、こなしましょう。

Elgoo Mrrs 純正水洗いレジン

 

 今回は、テストプリントなので、ハーフの500mlを取り寄せました。

室内の温度は22度、湿度は48%、ソコソコのコンディションでしょうかね?

一応25度以下なので、湯煎を用いて温める事にします。

 

一応、このレジンの許容値は、20度〜25度となってはいますが、

このまま入れますと、バットやヘッドが冷たいので、思っていた以上にレジンが

反応してくれません。(あくまで予想なんだけど)

 

深読みして40度位の湯を(湯沸かし器から)鍋などに、張って、今回はボトルごと

温めてましょう。

(もっと、いっぱいお湯を、いれれば良かったかな?)

待つこと15分くらい。

 

ボトルを拭いて、よく振ります。

シャシャカと50回は、回転運動させましょう。

特に降ろしたての、レジンは、ボトル内部の空気の量が少ない

ので、しっかりフラッシングしないと、なかなか混ざりません。

かなり、上澄み分は、分離してると思いますからね。

 

で、もう50回・・・(量が減ってきたら、内部空間はひろくなるので、最初の50回

ぐらいでOKなはずですが、ここは、しつこく)

 

でで、開封・・・

うっ来ました、ツーンとしたレジン臭が・・・ううっ来たんだよ〜コレが・・・

 

ま、ペンキと言うよりは、ブルダイン系接着剤(コンタクトC、ふる〜)のような臭いですね。

ミツワのペーパーセメントにも似とりますね。

 

そんなに、健康に悪いとは思いませんが、あとあとアレルギーなどになったら

困るので、一応マスク、眼鏡、手袋は、必須(任意だけど)のココロです。

マスク、手袋は最初から付いておりました。

眼鏡は、ダイソーで。(曇らないんだそうですコレは)

 

 

あ、さて、次に取りい出したるは、紙コップ・・・

トクトクと注ぎましょうか。

(うっ、よく混ざってないのか・・・いや手の影です、これは)

 

まっ、カップ6分目もあれば、良いでしょうかね。

 

さて、それを、レジンタンク(バット)に、一気に開ける。

おうっ! ここまで準備できたら、もうプリント一直線です。

 

メインメニューに戻って、左端の”Print”ボタン を押します。

ファイラーが立ち上がって、時前にBlender から書き込んだ ファイルを選択します。

選択されたものは、赤くハイライトする。(注、この写真は、今回のファイルのものでは有りません)

それを、も一度押します。

選んだファイルが一面に表示され、その右端の真ん中ボタン(Go!)を押せばOKです。

 

ちょっと間があって、スタート! ピーピーピー!! プリントが開始されました。(この、音、深夜はちょっと、うるさい)

 

 後は、プリント完了予測時間まで、コーヒータイム楽しむといたしましょうか。

 

にゃははは・・やった。お疲れ様です、オレ・・・

 

あ、いけね。いやいや、そうは、問屋は下ろしません。

レジンを開封したての時は、、充分ベットに張り付いているかを、確認しませんといけないのでした。(鉄則)

(レジンの初開封、今回はベッドもFEPフィルムも初ものづくしなので、特に念入りに)

 

プリント中のメニューから、一時停止ボタンを押して (右端、真ん中のボタン)

ヘッドを一旦持ち上げて、アクリルカバーごしに、覗き込みます。

 

 

今回、この、護衛空母ボーグファイルでは、ラフト(土台)を着けなかったので、ベッドには、大きなテーブルのような塊は着きませんが、サポートの土着部分(円形の集合体)が固まって

張り付いてるはずなのです。

ただ、初期層あたりの頃は、まだ薄いので、赤いアクリルごしだとハッキリ見えません。

も少し、プリントが進んだら、確認致しましょう。

(マニュアルだと、こうしてベッド手で触って、感触を確かめるみたい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリンターの起動編 第二回 プリンタメニュー

              レベリング

 

 それでは、面倒なレベルングをサッとこなしておきましょうか。

 

 レベリングとは、簡単に言うと、プリントの書き出し位置を決めておこうじゃん、と言うことです。

 

 3Dプリントなんで、XとY(平面)とZ(高さ)の開始位値を、機械に認識させます。

 

まず、メインメニューから、一番右の”Tools”を選択。

続いてマニュアル”Manual”選択(上列最左)。

 

出てきたメニューから、上列最右、移動値(10mm)を選択

 さらに、中段列より、真ん中、UP(上昇)を押す。

 

ンゴゴゴ・・・

 

ヘッドが上へ動き出します(1cm=10mm)

 もう2,3回押して、2,3cm押し上げます。(くれぐれも、この時、最右、DOWN(下降)で、押さないで下さい。0以下になると、壊れるかもしれないので)

 

そして、付属のレンチで、ヘッド緩めて、ブラブラの状態にします。

(一番太いヤツ)

  ここで、一転、中段最右、DOWN(下降)ボタンを押します。

上昇した、数値より少ない回数を押し、(けして連打はしない)ヘッドを近づけます。

そこからは、移動値を0.1mmにして、小刻みに接近させます。

 

そうしておいて、取りい出したるは、異国語のレベリング調整ペーパーを、その間に、滑り込ませます。

(うかつに、フラッシュを焚いていまいました、眩しいのは、ご勘弁)

 

そして、さらに、またまた移動値を0.1にして、小刻みに接近させます。

ぺーパーと、ヘッドがほとんど隙間なく近づいたら、

取り敢えず、ペーパーを、少し前へ、引き出して見ます。

スルッと簡単に、引き出せたら、もとの位置へに戻して、またDOWN(下降)0.1mm

を押します。(これを繰り返す)(連打禁止)

 

 そして、簡単に、引き出せなくなって取り出すのに、抵抗がかかるようになったら

その位置が、最良値です。

ここが、決定したらBackボタンを押し、(3列目最下段、右)メニューを戻します。

 

 

そこから、1列目最右のアジャストボタン"Set Z to zero"を、押せば、この調整した最良値0が、機械に覚えこませられ終了となります。

 

Confirmボタンを押して下さい。

 

ご苦労様でした。

それと、うっかり忘れましたが、LCDの輝度テストも、初回はやっときましょう。

簡単ですので。

 

メインメニューから、一番右端の"Tools"を選択・・・

続いて、上段真ん中の、”Calibrate”ボタンを押します。

 

LCD照射のテストタイム欄が表示され・・・

ここで、"120秒"を入れろとマニュアルに有ります。(マニュアルの図は

200になってる)

 

で、すぐ下の"Next"ボタンを押すと・・・LCDスクリーンに灯が入ります。

このような発光が見られれば、大丈夫だそうです。(マニュアルの写真がボケちゃった。すいません)

 

続いて、レジンの注入です。

 

                                                       Elegooレジン

 

  レジンを注入するには、当然ヘッドを、かなり持ち上げなければなりません。

(紙コップに入れたレジンを。注ぐ隙間ぐらい) 

今度は、UP(上昇)コマンドです。

 ンゴゴゴ・・・ゴゴン・・・

何、10cmほど持ち上げます。(10mmを10回押す)(連打禁止)

 

ここで、紙コップなどに、注いでいたレジンを注ぎ込みます。

注、レジンの扱いについて。

今回使用したのは、前にも、ご紹介した通り、Elgooの水洗いレジンです。

レジンに関しては、定評のSK本舗のものが、あるらしいのですが。

とにかく、何ごとに関しても、コスト重視の私は、現在のところこちらを、使用しております。

 

余談

 先日、アマゾンを、閲覧していましたら、SK本舗の水洗いレジンがタイムセールで

破格値で出とりました。

つい、ポチっと致しましたので、これも、後々テストしたいと思います。

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリンターの起動編 第一回 準備の準備

やっと、マシン(shadow5.5s)に火を入れます(起動)。

この機械の特徴は前々回にもチラと書きましたが、レジン特有の匂いがあまり漏れ無い事、

同じ5.5インチ(ディスプレイサイズ)のモデル、ベストセラーのElegooの

MARS2、AnycubicのPhotonと共通のLCD、タンク、FEPフィルム,

などなどの部品が、互換使用出来る事であります。

それにモノクロLCDへ交換の噂も・・・

 

 この内、無臭の効能は、アクリルボックス内に、活性炭ファイルターを備えているから、らしいのですが、これはその後、Mars2Proにも搭載されました。

ただ、なぜか?Marsの方はあまり効きが、良くないようです(amazonレビュー参照)

 

 構造が違うのでしょうかね?通風溝の構造・・・とか(赤丸内)(活性炭は、定期的に交換。使用済みの使い捨てカイロ、中身詰め替えでOKのよう)

  いや、実情わかりません。

 

ただ、水洗いレジンそのものは、ELEGOO純正のものは、確かに、ちょっと匂いがキツイです。

(開栓してみました)(QIDIの付属250mlの、IPA洗浄のノーマルレジン比)

Elgooレジン お値段は、23年現在、キロ4000円〜5000円とリーズナブル

 それと、QITIのサポートは、とても迅速でフレンドリーな定評があるようですが、元来、私はサポート等をあまり利用するタイプでは無いので、この点は無評価です。

ごめんなさい。

 

ま、アホな能書きは、ど−でもいいから早速、起動致すとします。

 

            起動

パワースイッチは、なぜか裏にあります。恥ずかしいのかな?WWW

それと、付属の電源コードは3極コードなので、日本の2極ソケットは使用できません。

ま、昔ながらの方法で、ペンチで、無理やり、むしりとっても良いのですが(野蛮=ヤーポン=ニッポンと言われとりました)・・・

今生は、安全第一の時代、免許がいるのだそうです。変換アダプダー等をお使いくださいませ。


                                                        

               スイッチON!

 

 エネルギー充填120%・・・ガントリーロック解除・・・

おおっ!光輝くディスプレイの小窓。

これが、噂のメインメニュー・・・いや、噂でもないけどね。

 

 それから・・・

まずは、エージング、暖機運転15分ほど。(冬季は特に)

安定のツイン昇降レール(この辺は、Mrasを凌ぐ性能)

この間に、グリース量もチェック!(これで100プリントぐらいは、ノンメンテナンスでいけそう)

 

 それと、わすれてはいけないのは、タンクの水漏れチェック。

これをやっとかないと、あとあと泣きを見るに違いないので、メンドーだけど、まずは一番、忘れずに。

ペーパーを敷いて・・・

これに、水道水を張って

 

3分間じっと待つのだぞ・・・

 

跡は、漏れの水跡をチェックしておしまい。

もし、このような、漏れがあったら、即座にフィルムを張り替えましょう。

(新品の場合は、返品です)

それと、Marsの替えタンクは、新しく卸す時は必ず、裏の保護フィルムを剥がすように。

老婆心ながら・・・

 

 

         いざインサート!USBメモリ

メモリは、当然、起動してから刺します。(SISTEMを走らせてから)

 

で、取り敢えずメインメニューからPrintを選択(指で、押す)

(一番左の項目)

すると、ファイラーの画面が・・・

 

そこから、先程、PCから書き込んだctiファイルを選んで、プリントを開始

と言う手順ですが、

 

いや、待て、も少し、準備があります。

 

あわてない、あわてない・・・藤田淑子女史風(慌ててるのは私だけ)

 

そうです、そうでした。まだレジンをまだタンク(レジンバットと言うそうだ)に、入れとりません!

それに、肝心のプリンターのレベリングも調整しておりませんでした。

 

そです、あわててはいけないのですよ。(誰に言ってるの)

以下次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・データ編集編 第五十一回 エクスポート編5

 スライスコマンドの結果・・・

右上欄に注目。

まず、マシン名、Qidi Shadow5.5・・・おっとこれは、説明がしておりませんでしたね。

 

ここに、マシン名が出現すると言う事は、すでに、設定コマンドで

選択してあると言う事であります。

失敬。

マシンの設定は、スライスを実行する前に、と言うより起動当初から、行っておいて下さいませ。汗

 

             マシン設定について (割込記事)

 

 マシンの設定は、設定(赤丸右)ボタンをクリック後、開いた設定ダイアログから新しいプリンタを設定を選択(赤丸左)、すると・・・

"ご使用のプリンターを選択してください"  との画面が現れまして。

右列のプリンタ欄一覧をクリック&ドラッグしますといろいろなマシン名が

スクロール致します。

ここで、今回は、Qidi Shadow5,5sを選択(写真つき、男前)しまして

OKを押し完了です。(割込記事、終了)

 

 

 ・・・で、2列目は、レジンの種類だそうです。

ノーマルとは普通のと言う事でしょうから、IPA洗浄の低コストのタイプでしょう。

 

3,4列目、質量、重量・・・まあ似たようなもんですが

深く考えず、だいたい分量と考えましょう。ほんとは良くわからんwww

 

5列目、価格・・・これは、きっと、そのIPA洗浄用の汎用レジンの相場でしょう。深圳辺りの相場なのか?

 

6列目、プリントタイム、実際の作業時間。

 

 要するに8,9グラムのノーマルレジンで、コストは30セント、時間は3時間40分くらい。

 そう云う事ですね。

ところで、この時に、動画のコントロールバーみたいなのが(赤丸)、縦に出ています。(出てない時は、バーをドラッグしてみて下さい)

 

 これは、断層面をアニメ化したもので、面と面との繋がり具合を検証するためのものでしょう。

バーを、クリックして再生?してゆくと・・・

左、俯瞰図は、現在の積層を表し、右、レントゲン写真のような図は、上部から見た断面をリアルタイム?にあらわしています。

どんどん下へ再生してゆきます。

七夕の国の冒頭にあった、丸神の積層モデルを思い出しますね。

 

 ここで、注目するべきは、白い断面部分の面積量が、急に黒い画面に移ろ替わるフレームです。

この量差の繋がりが、激しいと断面積の密着性が低下して、プリントの脱落が起こり易くなると言う事になります。

 

なるべく、これが徐々に切り替わるフェードのように、パカのないように(急激)、繋いでイク事が、UVプリントの肝と言う事でしょう。

 

 要は、逆ピラミッドの様な、下に行くほど小さくなる構造が望ましいのか・・・

最後まで、ゆきまして、納得しましたらば、保存ボタンを押します。

ファイルダイアログが開きまして、ここで、名前を付け、保存します。

 

 拡張子、ctbはプリンターへ直接、読ませる形式です。(バージョンで違うみたい)

 

 ちなみに、Chituboxは、プログラムとしてPCに保存する形式、STLは、オブジェクトとしての出力です(書き戻しなど)。

 

             付属のUSBメモリへの保存

続いて

これをShadowに付属してきた、USBメモリに転送します。

普通に、WINDOWSであれば、エクスプローラー等で書きみましょう。

規格的には、USBメモリは何でも良いと思うのですが、ネットなどを見ていると、ストレージコントローラーの相性等で、はじくらしいので、取り合えず付属のもので行います。

付属の16GB SUNDISK おう一流製!

何本かテストしてサブも用意するほうが良いでしょう。

 

 

 さて、これで、テストプリントデータ編は準備終了です。

次回より、3Dプリンターの起動編となります。

がお〜ん、ぶお〜ん グググ ピピー・・・

やっと動くのですね。(超遅ブログ)

 

 

 

 

 

 

 

 

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・データ編集編 第五十回 エクスポート編4

             ラフト(支柱・土台)モード

 メイン画面の右端最上部にある、2つのタブのうち、もっとも右の、なんかパルテノン神殿のようなヤツが、ラフト(土台)&サポート(支柱)モードとなります。

 

おう、早速、クリック!と行きたいのでが・・・

 

 サポートは、オブジェクトが完全に地面(ベース)が接地していると(高度0)派生出来ないのですね。

これは、船首を接地して、回転して、船尾を持ち上げたのだから、当然です。

ですから、やはり、0ではなく、少なくともサポートの長さ分、船体を持ち上げます。

左端の縦メニューの一番上、移動ツールに切り替え、z値(青、高さ)を3mmと入力し

船体全体を持ち上げます。

で、それから、再びラフトモードにして、下の欄の”すべて”のアイコンを、クリックしてみます(赤丸参照)と・・・(取り敢えず数値は皆、デフォのまま)

出現しました〜、ムーミンのニョロニョロのような、大群が・・・

トトロのおばけみたいでもあります。

 

  出来たサポートの森、よく見ると、しかし、船体のディテールを損ないかねない部分まで、生えてしまっています。

 

 基本、3Dプリントオブジェクトは、後で、サポート、ラフトを全部、排除しなければならず(とてもメンドー)、また、その痕跡は、作品そのものを台無しにしてしまうので、痛し痒しのところがあります。

 

 出来うる限り、サポート、ラフトはカットしたり、細くし、出来れば無くしたいものです。

しかし、そうすると、プリントを失敗(脱落、支柱からオブジェクトがタンクへ抜け落ちてしまう、そしてFEPフィルムに張り付いて大惨事www)が大口を開けて、待っております。

 

 う〜ん そ・だ・ね・ここが、この方式の一番のジレンマと言うか、ジュリアーノじぇんまと言うか・・・

で、取り敢えず、良い思案もないので、サポート自動はあきらめて、手動で編集をしてみることに。

 

実は、このソフトでは、サポート、ラフトの編集は、個別に出来て、追加したり、消去したり、が可能なのだ。

 

                サポート編集

まず、先程のラフト群を、支柱モードメニューの最下段、すべてを削除(赤丸内)をクリックして、さっぱり消し去る。

で、今度はその2段上の、床面のみをクリックする。

すると、船体側面にへばりついていた、サポートは大分軽減され、ちょっとは考えられたデータとなりました。

 

これは、つまり派生する部分を船体の底面のみに限定し、なるべく乾舷部に、影響をせぬよう処理した。

と言う事なのだ・・・と思う。

 

この状態にしておいてから、サポート、ラフトの細かい個別編集をしてゆくことにしましょう。

 

            編集1 サポート選択、削除

まず、邪魔なサポート除去からいってみよう。(選ばれたサポート上部の図例)

サポートを除去するには、支柱モードメニューの最下段から2列目の真ん中、サポート削除アイコンをクリック。

 

 それから、マウスでいらないと、思われる支柱をクリックする。

サポートが、赤くハイライトされ・・・

DELキーを押すと、削除される。

だいたい、こんな感じで、さっぱりと・・

反対舷も同じようにして、刈り上げる。

しかし、良く見ると水線のラインのギリギリが、サポート材の洗礼を受けて

しまっている。

(赤丸内)

こんな感じだと、サポートを外した跡の処理は、当然ながら、なかなか難しくなってしまう。

ヤスリ掛けとか、メンドいよね〜 www

(注、模型を作る人が、言うセリフではありませぬが)

 

が、も少しなんとか・・・

でで、赤ラインの下をキッチリ出すために、削ぎ落としました〜1

(だ、大丈夫か?)

勝負します。WWW

俯瞰から見るとこんな感じのサポート群(今回はラフトなし)

で、一旦、右上のパルテノンアイコンの左側、ギアアイコンをクリックし

配置モードへ移動。

設定の下のスライスボタンを押す。

これが、そのスライス結果。

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・データ編集編 第四十九回 エクスポート編3

ChituBox V1.6.4.2 Beta

このバージョンが、私のShadow5.5sにはバンドルされていました。

(付属のUSBメモリに入っております)

(他マニュアル(動画)とか貴重なファイルが付いている)

2023年1月現在、本家の、CHIBOX BASICはバァージョン1.9

(0.3も新しい)

 マウスの右クリック&ドラッグが、画面の回転。

中ボタンのクリック&ドラッグが画面移動。

中ボタンを回転させると、画面の拡大縮小。

 

 う〜ん、直感的ソフトですね。

オペレーションが平易で判りやすく、確かに評判ドオリ、使いやすそうです。

 

画面構成はと言うと・・・

名称は、勝手に付けてしまいました。いいのかな〜

後で、よっく、調べてくださいね。

 

ともかく ざっとこんな感じです。

 

では、早速、Blenderからデータを送り込んでみませう。

メインメニューバーから、一番左端のアイコンをクリック

おっとと・・・またまた忘れてました。

まず、Blenderから、ボーグのデーターを出力しなくては。

ボーグ全体を選択してオブジェクトを統合します。

それから、STLファイルの出力・・・第三十七回参照の事

 

onoe2140.hatenablog.jp

で、出力したファイルをChituBoxへ読み込みますが、実はBlenderとChituBoxでは

設定単位が違います。

Blenderの方は、初期設定をミリに変更しましたので、1/2000モデルとして実寸です。

ですが、ChituBoxの方は、どういう訳かメートル単位のようで、直接持ってゆくと

ものすごく小さくなってしまいます。

ですので、ファイル設定を替えます。

スケール(赤丸内)を1000にします。(ミリからメートル)

これで、読み込むと・・・

実寸できれいに、インポートされました。(良かった良かった)

ChituBoxありがとう。

ボーグ全長151メーター モデル長、約7.5センチ

 

 ちなみに、この1000倍は、MAXに持ってゆく時も同じ、同じようです。

Maya,MAX,Blender・・・初期設定がそれぞれあって、AUTOコマンドでもあれば(あるんかな)便利なのに。

ま、いいや、これは、これでいいので W

 

 ともかく、インポートしたデータを、右クリックで、グリグリと眺め回します。

欠落した部分とか、エラーメッセージとか、無いようです。

(エラーメッセージは画面、右下にいろいろ出るみたい)

(このメッセージは、小さすぎるので大きさを自動で合わせようか?とのもの)

 

 次に、これを、配置コマンドで、プリントしやすい位置へ持ってゆきます。

(この図は、今回のものではありませぬが、左端のメニュー欄のコマンドを説明したものです)

配置コマンドは、一番上の、移動と言うやつです。

これを、クリックして、マウスを移動すると、オブジェクトがついていきます。

 (選択したオブジェクトは、青くハイライトされます)

それで、

まず、プリントする時のベストポジションを決めます。

ネット情報によりますと、上へ持ってゆく程、断面積を小さくせよ、とあるようです。

要するに、ピラミッドの原理ですね。

よって、斜め上がりに、してみました。

(回転ツールにて、赤軸Xを、回転させました)

 

 さてさて、次に、こうなりますと、オブジェクトは空中に浮いたままになりますので、

ベースに設置させるため、ラフトと言われる支柱を生やします。

 

これが、メニュー画面のなかに、右端上にあった、支柱モードです。

オブジェクトを選択したまま、支柱モードをクリックします。

要するに、スライサーソフトの一番大事な機能は、この支柱生成にある訳ですね。

 

以下次項・・・