3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・プリント編 第三回 プリント効率化2

1短縮プリントへの挑戦

前回、作ったこのファイルを、早速プリンターへGO!・・・(手慣れてきた)

 

結果は・・・



ド成功!・・・とは、いきませんでした。

 

 船体は、ほぼ出力されてはいるけど、艦橋パーツ類は、なんと土台(ラフト)が、割れてしまった。

 

(それに、クレーン上部には、上部ラフトからしなだれるような、バリのような歪みが?派生している)

 

 パッっと状態から見て、原因は、

 

1 土台(ラフト)の、割れ・・・ラフトの薄さ。

2 バリ・・・サポート不足、もしくは、ダレ?

だと、またまた、勝手に判断、致しました。

 

そこで、またまたまた、Blenderに書き戻し、改造であります。

 

速攻!

             対策

 

1 ラフトを厚くした。1.25倍ほど(Blender側)

 

2  ダレと判断して、露光量を”60秒”より”55秒”へ(CHITUBOX側)

 

いざ、プリント!再!再!再!再!

 

結果は・・・

よしっ!

土台の割れは、解消したようだ。喜!

ダレも・・・いやや、これは、まだ歪んでいるぅ〜

 

・・・あ、でもパーツそのものは、しっかりデキているので、これはこれで良いとする。(いいかげん)

たまには、刀の汚れも良いではないか。土台なんか、どだい関係ないし。WWW

(単に、サポートを付ける時間がなかっただけなんですが)

 

よしよし、これで一応、時間短縮プリントは成功。

結局、3時間35分が、1時間41分へ 

すごい!えらい!

 

と言うことで次の課題へ。

 

            Z解像度を上げる

 

 これまでは、プリントの際、Shadowのレイヤー解像度(デフォルト?)

0.05で出力してきました。

が、設定には、さらに細かい数値が使用できるようです。

そこで、少し作品の解像感が物足りない時には、これをいじって見ようと言う試みです。

0,025・・・約、倍の精度。

 

おし!また、速攻スタート!!

 

これが、0.05拡大図(艦橋下舷)

これが、0.025

ま、写真のレンズのボケの差が出てしまったような所もあるけど、

ヤハリ、0.025のが形状が、ハッキリしていると思う。

 

ただ、ここまで拡大しないと、実は、遠目では違いがワカラナイ。

 

・・・と言うオチ。

 

うん!この試みは、わかる人は、わかるけど、気にしない人は、気にならない

 

当たり前の結論となってしまった。

 

因みに、プリント時間は、0.05の1時間41分に対して、3時間14分。

これを、どう見る?

 

 攻撃力を同等として、防御と速力、どちらを優先するかで悩んだダインコートや、フィッシャー提督の苦悩がここにある。(譲先生は防御力を選んだけど)

 

(全然、話の方向が違うが・・・www)

 

ともかく、プリント時間の節約は、LCDFEPフィルムの寿命を伸ばすだけでなく、ある程度の量産が可能になると言うことで、ここは、おおいに活用する事に決定した。

 

モロ置きで、サポート材小、仕上げ早、徹底した印刷タイムの短縮、そしてとことんコストをかけないで、ロハのソフトを習得し、プリンタ設備も最安を狙っていく(友人からセコハン)。

 

どうやら、このブログの貧乏スタイルが、よりくっきり、見えてきたようである。www

 

実に、楽しい!(ほんとか?)

 

まま、そんなところで、本番プリントへ!。

ついで、艦載機の印刷なんかも・・・

(こちらは、ヤハリこじんまりした極小パーツなので、拡散を防ぐため、セオリー通り、土台付きサポート材を、充ててみた)

 

さてさて、結果は・・・

う〜ん、まあまあ、なかなか・・・私的には、良い出来ではないのか?ナ。汗

(いや、もともとね、たいしたレベルで無い人なので、これで大満足よ。

やった、私にも出来るんです!)と。

 

 しかしながらも厚顔無恥に、この出力物を見ているうちに、フツフツと昔から

抱えてきた想い ”ああ、いつか”軍艦模型がつくれたら”とか”模型屋さんの真似をしてみたい”とかとか、が湧き上がってくるのだった。

(そもそも、それがこのブログの主旨だった)

 

そして、一度は作ってみたい、あの模型のパッケージ。

やってみたい、販売してみたい、自分の模型商品(作品?)

 

 いや、これは、別に、今では、珍しい事では無いのです、世間では、これを、自主制作とか言って、すでに多くの先人、先輩の方々が、これを実行して、おるのですからから。

 

 と言うことで、次回からは、最終章、ここまで来た、この3Dレジン作品の販売(パッケージ)化・・・

 

題して”2000分の1計画”(永遠の模型屋ごっこ)に

 

・・・いって見たいと思います。www