前回で、飛行甲板、先端部に勾配をつけました。
これで前縁は完成です。
後縁の作成
先端は、スケール的に勾配をつけるだけでしたので、簡単に処理しましたが、それでも意外に後縁は結構手間がかかったりします。
と言うか、ボーグ級は、なかなか面倒な構造なのでした。
まとにかく、まず、先端同様、ループカットツールで切れ込みを入れ開始します。
次、面選択・・・
中段をカット!。この感じ、なんとなくフューリアスと言うか、大正時代の赤城か、ガミラス空母・・・
ま、それはともかく、開いた面を、面を作成で(”F"キー)次々と塞ぎます。
完全に埋めました。
で、この出来た隙間に、短い柱を並べるのですが、まずは
柱の原資になる立方体の作成、ついで移動で図のような位置に持ってきます。(赤丸参照)
右端に寄せて、サイズをそれぞれ、X=0.03、Y=0.03、Z=0.04にします。
でで、これをどんどん複製して、端から端まで、柱を建てまくるのですが、当の然として、手作業だと、超めんどくさいので・・・こんな時こそ、”配列”モディファイアーを使用して、作って見ることにしました。
モディファイアー 配列
オブジェクトにモディファイアーをかけるときには、まず手順として、オブジェクトを選択し、シーンプロパティから、モディファイアーを選びます。
この場合は、”配列”モディファイアー・・・
オプションは、数(個数)14
オフセット チェック
係数X 2.5(並べる間の間隔、元のオブジェクトの2.5倍づつ)
出来ました!
俯瞰ビューでは・・・
こんな感じ、でで、これを14個選択したまま、先程作った甲板中段の凹みに潜り込ませるように移動・・・さらに後援最上部を面選択・・・
先端を処理したように、この面を削除・・・
開いた面を塞ぐように、甲板両端の三角面として作成・・・
残る、飛行甲板最後尾に蓋をして、完成!
うまくいきました。
最後は、砲台&スポンソン等を支える、支柱などの制作を残すのみとなりました。
砲台&スポンソン裏面の作成
ボーグの40mmの砲台の下部は、やはり急遽な工事のため、正規空母のような、しっかりした、支柱などはありません。かなりの無理やり感のある補強工事であり、藤本改造コレクションのような趣です。
ま、これは、これで造形的には楽しいのですがw
とりあえず、艦首より2番目の砲台下面をナイフツールでカットします。
頂点から頂点のカットは、良く見てないと、アイコンの形が変わり、無効になったり、おかしな場所をカットしてしまうので、よっく注視しましょう。
で、クロスにもカット。
上図のように、面を選び・・・
押し出しで、Z=0.05を記入します。
そして、左右のL型の部分の面を、削除して・・・
頂点同士を選択し、”F"キーにて、面を張ります。
左右ともに、張りました。
次に、この選択面を削除します・・・
横から見ると、こんな感じ・・・
でで、ここも頂点同士を選択し、”F"キーにて、図のように面を張ります。
これで、第二砲台下面は、一応完成です。
で、この第二砲台は左右に同じですので、複製し・・・
180度回転させ、取り付け位置目の前に移動します。
当然、前の砲台を選択して削除・・・
チェンジしてお終いとなります。
次に、艦首トップにある第一砲台下面を制作します。
第一を後回ししたのは、こちらのほうが工程が多いからです。
こちらも、まずウラ面にナイフツールで、カットを入れます。何度も言いますが、アイコンの形が、赤い物や、赤い縁の大きなアイコンの時は、頂点をスナップしてますので、この時クリックして下さい。
間違いのカットが少なくなります。
続いて、斜めにもカット・・・
両側にもカット・・・
さらに上図のように細かくカットして・・・
カットして・・・
面を選択・・・
押し出します。