3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第二十七回 飛行甲板2

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では、まず移動して来た、砲台をアウトライナー上で、ドラッグ、ドロップして新規レイヤーに取り込みます。上図の黄色い輪っか状のモノ。

当然、飛行甲板に重なる部分が、邪魔なのでカット致します。

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今回は、ナイフツールの中でも、オプションの裏面カットの機能を使用してみました。これだと一面から、バッサリ裏まできれいに切れるので、こういうケースでは

最適な機能です。

使用法としては、ナイフツール(下の赤丸)を選択してから、”Z”キーを押すと、トップメニューの、ナイフツールアイコンの隣に、ジオメトリを塞ぐ(上の赤丸)と言うオオプションが出現します。これにチェックを入れるとバッサリいけると言う寸法です。

上図では飛行甲板のやや、左側をカットしました(白い線)。

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 下から見ると確かにカットされています。

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で、砲台の飛行甲板の方を削除します。

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削除した後は面を必ず埋めていきます。(面の作成)

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あとは、飛行甲板にちょいと載せるだけで砲台作成は、終了です。

甲板と合体しないのは、この後、砲台を複製して作成してゆくからです。

また砲台を支える下部の構成もマチマチなので、個々に変えてゆく必要かあるので

一体化しないほうが、便利と判断したわけです。

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 と言うわけで、早速この砲台を、複製(オブジェクト、複製)します。

左舷艦首部には、二基の40mmがあるので、そのもう一基の所に、移動し当てます。

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この艦首2連の40mmは、設置高さが、違うので、側面図で、調整します。
この無理やり設計の辺は、改造空母がなせる災いと言えましょう。

でも、そんなトコが面白くてしょうがないんですケれどねw

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で、左舷艦首が揃ったところで、ミラーモディファイアーで右舷にも作成させます。

まずは、原点を3Dカーソルに移しミラー軸を、左右対称にできるようにしておき・・・

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ミラーモディファイアーうぃ実行。

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若干のズレなどは、手動で移動変更しておきます。

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おっと、後方の40mm台座も同じ手法で、左右に作成しときます。

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で、全部揃ったら(6箇所)オブジェクト、変換、メッシュで実体化します。

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さらに、グループ化(統合)し、アウトライナーより、オブジェクト名を変えて、これで、一応40mmは完成です。

             20mm単装3基機銃スポンソン

ここは、角型のスポンソンで、飛行甲板では、もっとも専有率が高い部品です。

常に複製とミラーで作成してゆきましょう。

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まず、追加、メッシュ、立方体で、数値は各0.2cmのオブジェクトを作成

図の位置まで移動します。

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で、上面図を見ながら、寸法を修正してゆきます。X=0.13、Y=0.47、Z=0.09と

だいたいコレくらいで、図面とは重なり合います。

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俯瞰で見ると、こんな感じです。

そこへ、20mm用のカバーのブルワークを作りますので、ループカットで上図のような、切り込みを入れます。

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で、外端の2点の頂点を移動して角丸の形を形成します。

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今度は、艦首方向側のブルワークを作るため、またまたループカット

で切れ込みを入れます。

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艦尾方向も同じくしてループカットで実行します。

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完成したら、上面真ん中を選択して、押し込みます。(-0.04)

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当然、スポンソン内側部分が、面残りしますので、裏表とも削除します。

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きれい、サッパリして出来上がりました。

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次には、これを複製して、艦尾方向へ3箇所作ります。

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2個目・・・

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3個目・・・

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で、3つを統合してグループ化・・・

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例によって、ミラーをかけますが、原点が変わっておりますので、3Dカーソルへ

移動し・・・

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ミラーモディファイアー!(クリッピング無し、マージチェック無し)

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でで、変換で、メッシュへ・・・

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右舷は、同じ3つのスポンソンですが、艦首部と中央部の2つは、位置が異なって

いるので、図を参照に、修正移動してゆきます。

 

 

以下次回・・・