3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第二十伍回 上部構造物9

  完成した、艦首支柱群。

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あと、作業的には、アウトライナーからオブジェクト名をキチンと変えて(元は立方体と言う名称)管理して終了です。

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 そして、ここまで、長々として作成してきた、船体艤装としては、まだまだ制作するものが、あるのですが・・・

今回の舷側に幾つかある排気口?のようなものを作って、艤装は、一応終了とします。

だって、そろそろ、飛行甲板が作りたくなった来たのでwww

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で、排気口?みたいなものの制作を即工しましょう。

 

追加、メッシュ、立方体で、またまたオブジェクト作成。

初期値に、サイズ0.15を入力。

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側面図のこの位置に移動。

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高さを0.06、厚み0.05、幅は0.15の儘に修正して寸法を合わせ・・・

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縦にループカットで切れ目を入れ・・・

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正面を選択し、面を差し込むで、0.03を入力・・・

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頂点移動で、吸排気口部の大きさを合わせ・・・

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面の押し出しで、凹みを付けます。

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右側のサイド部は、ナイフツールでオプションキー”C”の角度限定を使いながら

図のようにカット。

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確認のため、他のオブジェクトの標示をOFFにした後、(アウトライナーで目玉アイコンをOFFなど)背面もカット・・・

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サイドの面を削除・・・

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”F"キーで、面ばりをして、ソリッド完成です。

 

まだまだ、パラベーンとか、カッターとか、機関砲、機銃、錨とか、いろいろいろありますが、一応、それは後まわしとして、船体艤装編は、終了と致します。

それぞれ、表示し、チェックしながら全体の様子を、確認しましょう。

 

              飛行甲板の制作

 キタキタキタ〜!いよいよ、飛行甲板の制作です。

まあ、空母って言えば飛行甲板、飛行甲板って言えば、最新護衛艦ですよね。

???アレ???

ままま・・いいか。

で、これも、いろんな作り方が、あるのだけれど、今回は船体制作で使ったベジェ曲線モデリングでなく、またスポンソン作成に試した、ポリビルドでもない・・・

 

そう、一番、Blenderにおいて原始?的な、面ばりだけで行こうかと思います。

この方法は、いろいろ弱点もあるのですが、その分かなり自由度が高いし、なにより、アメリカ艦船お得意の、直線ばっかデザインと言う、個性に合うので、実に宜しいのではないかとwww

選択致しました。

で・・・

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概要としては、上面図より面のトレスを始めます。

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最初の手続きは、追加、メッシュから平面を作成、サイズを1.2cmとします。

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図面の歪みか、やや左側がズレているので頂点移動します。

f:id:konoe2140:20210802012542j:plainそして、左側の角の頂点を一つだけ選択して・・・

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上記点まで、伸ばして右クリックすると、新しい頂点が出現します。

これを繰り返し・・・

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どんどん飛行甲板を、ナゾっていきます。

こういう時はアメリカ空母は、作りやすいですよ、ほんと直線ばっかり、だから・・・

無類の量産性です。(だからあの、大戦を勝ったとも言える)

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で、グルっと一周・・・

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最後は、始めた頂点と終了一つ前の頂点を選んで、メッシュ、マージで繋げます。

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艦首方向もグルっと一周・・・

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で、やはり最後の一つ前の頂点と、艦首方向を始めた頂点をえらんで、マージ。

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これでトレスは完了!

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一応アウトライナーで、名前を付けて置きます。

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次に、今度は編集モードで頂点をすべて選択し、面を作成を実行。

時々法線が、反対になる面が出た時は(赤の面)ヘッダーより、メッシュ、ノーマル、面の向きを外側に揃えるを実行して

青に統一されればOK、でござる。

(反転を使用する場合は、該当する赤い面だけを選択す)

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一応、面が青で固められました。

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続いては、主要分離箇所(この場合は、大きな砲台とかスポンソン部分)に合わせて、後々分割しやすいように、あらかじめ、ポリゴンを切っておきます。

要するに、ナイフツールでカットを入れておくのです。

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結構カットしました、ちなみにこの場合、ナイフツールでカットする時は、オプションキーの”C”キーを使って、角度を水平に限定して作業する方法にしました。