3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第二十回 上部構造物4

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面を差し込んだ面

今回は、格納庫より、後部シャッター面を複製、作成からです。

 

 作成した、差し込んだ面を選択し、ループカットを横に適用します。

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すると、サブメニューが出ますので、分割数を16位に細かくします。(1/2000なので、12~18ぐらいで大丈夫と思う。予想)

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で、枠内を一つ飛びごとに選択し、押し出しコマンドで、またまた奥へ押し込みまする。

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実寸で1mmぐらいですかね。(グリット大マス1cm小マス1mmは 初期設定参照の事)

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で、これを格納庫から分離。

分離コマンドは、”P"キーか、ビューヘッダーメニューのメッシュから

分離、選択でもOK。

それと、このケースで、分離したばやい、原点が格納庫の原点の儘なので、移動する際にも、ギズモが格納庫の原点になっていて、マニュピレート操作しにくくなります。

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遠くに現れたギズモとか・・・

ゆえ、原点そのものをシャッターの中心へ移動し直します。

オブジェクトモードからオブジェクト、原点の設定、原点をジオメトリへ移動を選択。

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(扱いやすい、オブジェクトの中心に移動したギズモ)

続いて、アウトライナーからオブジェクト名も変更しときましょう。

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 リアシャッター、日本語の方が分かりやすいのですが、2バイト文字は、バグりやすい。ここは我慢、我慢・・・

洋物ソフトは、どこか焼売のような忍耐が必要なのです。

 

で、同じようにして、舷側シャッター2箇所も作成致します。

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舷側のシャッター面を選択し・・

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複製・・・

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押し出しで厚みを付け(3mmもあれば)

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面を差し込んで枠を作り・・・

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ループカットで10段ぐらいにし・・・

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飛び飛び、横細面を選んで・・・

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押し出しで奥へ(1mmくらい)・・・

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で、メッシュから分離選択。アウトライナーから名前変更・・・

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舷側2つのシャッターを完成。

これで、バランスを見て、よろしければ、アウトライナーの目玉アイコンとカメラアイコンをオフにして・・・

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取り敢えずシャッターは、終了とします。

            隔壁の梁の作成

お次は、後部格納庫の隔壁の梁を作成します。

ミラーモードで、作れる物は、なるべく作っておきませう。

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後部格納庫隔壁の梁

まず、ナイフツールです。

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 ”c”キーを使って水平に、上縁をカット・・・

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あっという間に、下縁、縦枠を連続カット・・・

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で、枠面を選択・・・

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押し出し2mmくらい・・・

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後処理をして完成。

おっ意外と早く出来ました。

続いて、格納庫裏張り。

 

          格納庫裏張り

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準備として、またミラーをかけるので、中心軸となる頂点群を選択。

S+X+0+Enterで、揃えます(xは作業画面によって、Y、Zとなります。何度も揃えるのは、すぐズレるからです)

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ミラーモデファイアーを適用。

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クリッピング、マージ、オプションに距離を0cmにする。

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で、一応、複製 Hanger01.002とでもし、目玉、カメラアイコンをオフにして、消します。

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オブジェクトモードで、Hanger01.001を選び、オブジェクトから変換、メッシュで 実体オブジェクトとする。(ミラー一連の手続き)

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ただ、この場合結合した、軸線上の頂点は、おのおの2重になることが多いので、一つにする必要があります。

上面図から、ボックス選択(透過モード)で中央軸の頂点を選択し直し・・・

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Blenderプログラム欄外の下、ステータスバーを見る。(現在の選択頂点は、50)

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メッシュからクリーンアップ、距離でマージを実行。

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この時、オプションで、結合距離を決められまするが、今回はデフォルト0.1cmで良いでしょう。

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実行後、頂点数50から22と減り重複した頂点が処理され、清書された(クリーンアップ)オブジェクトとなりました。

で、裏処理の為、表示の邪魔になりそうな格納庫上部の頂点を選択し

f:id:konoe2140:20210628021026j:plain”H”キー非表示に致します。

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このポッカリ空いた所に面を貼ってゆきます。

プリントデータの場合は、ソリッド・・・つまり全部閉じたオブジェでないと、いけないので。(何度もめんどくさいけどね)

焼売の心得です。www