3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・モデリング編 第十八回 船体の細分化1

連続して貼った面・・・f:id:konoe2140:20210616005021j:plain

で、最終的には・・・

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三角面も使用して、埋めていきます。

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四角面を中心に、三角面とで埋める

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さらに、小さな分割面は整理してゆきます。

                           

                                     サブディビジョンモデファイアー

さあ、穴を塞いだら、いよいよサブディビジョンモデファイアーを適用してみます。

オブジェクトモードで、モディファイアープロパティから、モデファイアー追加(赤丸)し

サブディビジョンサーフェスを選択・・・

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オプションはデフォルトのまま。

これで、サブディビ化完了!・・・と思いきや

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なんか、小さくなったような気はするのですが、結果が?よく解りません。

で、オブジェクトモードにして面の向きオプション(青色)をはずして、みると

ようやくわかりました。

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ゲゲッ なんか、なめらかにはなりましたが、粘土で、出来た船体のようで、クニャクニャです。w

そうです。一般的にサブディビ化は、なんでも丸っこくしてしまうのです。

これでは、プリントするモデルではあまりこのモディファイアーは使いみちがありません。

しかし、ま、もとろん、そういう時にクニュりをなおす、方法があり、それを適用して、続行しましょう。

           エッジをシャッキリ!

方法としては、まず、辺のクリースと言う、オプションです。

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モディファイアーを適用した後、編集モードでビューメニューの”辺”から、その中段の”辺のクリース”を選択。

ただし、これを適用するには、編集モードにて、前もって、鋭く(シャープ)するエッジ(辺)を指定しておく必要があります。

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ぐるり、オレンジのラインが、指定した辺(エッジ)

 

それと、クリースは:細かい所のかかり具合の調節が、意外と難しく、私のような初心者には、手に負えないので、今回は、従来より定番で単純な、エッジを切る事にしました。

こちらは、鋭くしたいところに単純に辺を増やしてゆくだけなので、ポリゴンは増えまするが、(そも、最終的

サブディビ化の段階では、このくらいのデータ量増加は関係ありません)判りやすくコントロールしやすいのです。

       

       サブディビジョンサーフェス、筋彫り風

ここで、まずエッジを筋彫りするには、また左右対象の作業なので、前提としてミラーモデファイアーのお世話にもなります。(ミラーモデファイアーは、かけたり、一体化したり、適宜毎、頻繁に使用します)

そこで、上面図から中央ラインを通る頂点群を選択して、片面を削除し、またもやミラーモデファイアーを適用します(この項はすでに説明済みなので、前前回を見ながら作業して下さい)

 

で・・・この場合のエッジを筋彫りとは、実際に筋を掘るのではなく

鋭くしてゆくラインを、指定するため、ナイフツールでカットしてゆく事です。

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Aが、鋭くしたいエッジ、Bがそのために、カットしたラインです。

(A"、B"も同じ)

このAとBの間隔が、小さければ小さい程、辺は鋭くたちます。

コントロール法は、それだけなので、非常にわかりやすいです(手間はかかります)

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緑のラインが、 鋭くしたいエッジ。

赤のラインが、カットするライン。

艦首は、波除、ブルワークなどで、複雑なので良く切り分けて下さい。

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この調子で、船尾までカットしてゆきます。

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さらに、水線部のラインも丸まってしまうので、ラインを切ります。

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それが、終わったら、またまたミラーモデファイアーを、実体化し(変換メッシュ化)

サブディビジョンモデファイアーを適用します。

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艦首は、だいたいOKのようです。

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艦尾は、ちょっと尖ってますが、後で、また別処理しましょう。

メシュッの粗さは、1/2000のモデルでは、こんなもので充分か?どうか?

今の段階では、ハッキリわりませんが www(プリントマシンにもよるし)

 

 ま、一応、船体はこれでOKとします。