ラフト(支柱・土台)モード
メイン画面の右端最上部にある、2つのタブのうち、もっとも右の、なんかパルテノン神殿のようなヤツが、ラフト(土台)&サポート(支柱)モードとなります。
おう、早速、クリック!と行きたいのでが・・・
サポートは、オブジェクトが完全に地面(ベース)が接地していると(高度0)派生出来ないのですね。
これは、船首を接地して、回転して、船尾を持ち上げたのだから、当然です。
ですから、やはり、0ではなく、少なくともサポートの長さ分、船体を持ち上げます。
左端の縦メニューの一番上、移動ツールに切り替え、z値(青、高さ)を3mmと入力し
船体全体を持ち上げます。
で、それから、再びラフトモードにして、下の欄の”すべて”のアイコンを、クリックしてみます(赤丸参照)と・・・(取り敢えず数値は皆、デフォのまま)
出現しました〜、ムーミンのニョロニョロのような、大群が・・・
トトロのおばけみたいでもあります。
出来たサポートの森、よく見ると、しかし、船体のディテールを損ないかねない部分まで、生えてしまっています。
基本、3Dプリントオブジェクトは、後で、サポート、ラフトを全部、排除しなければならず(とてもメンドー)、また、その痕跡は、作品そのものを台無しにしてしまうので、痛し痒しのところがあります。
出来うる限り、サポート、ラフトはカットしたり、細くし、出来れば無くしたいものです。
しかし、そうすると、プリントを失敗(脱落、支柱からオブジェクトがタンクへ抜け落ちてしまう、そしてFEPフィルムに張り付いて大惨事www)が大口を開けて、待っております。
う〜ん そ・だ・ね・ここが、この方式の一番のジレンマと言うか、ジュリアーノじぇんまと言うか・・・
で、取り敢えず、良い思案もないので、サポート自動はあきらめて、手動で編集をしてみることに。
実は、このソフトでは、サポート、ラフトの編集は、個別に出来て、追加したり、消去したり、が可能なのだ。
サポート編集
まず、先程のラフト群を、支柱モードメニューの最下段、すべてを削除(赤丸内)をクリックして、さっぱり消し去る。
で、今度はその2段上の、床面のみをクリックする。
すると、船体側面にへばりついていた、サポートは大分軽減され、ちょっとは考えられたデータとなりました。
これは、つまり派生する部分を船体の底面のみに限定し、なるべく乾舷部に、影響をせぬよう処理した。
と言う事なのだ・・・と思う。
この状態にしておいてから、サポート、ラフトの細かい個別編集をしてゆくことにしましょう。
編集1 サポート選択、削除
まず、邪魔なサポート除去からいってみよう。(選ばれたサポート上部の図例)
サポートを除去するには、支柱モードメニューの最下段から2列目の真ん中、サポート削除アイコンをクリック。
それから、マウスでいらないと、思われる支柱をクリックする。
サポートが、赤くハイライトされ・・・
DELキーを押すと、削除される。
だいたい、こんな感じで、さっぱりと・・
反対舷も同じようにして、刈り上げる。
しかし、良く見ると水線のラインのギリギリが、サポート材の洗礼を受けて
しまっている。
(赤丸内)
こんな感じだと、サポートを外した跡の処理は、当然ながら、なかなか難しくなってしまう。
ヤスリ掛けとか、メンドいよね〜 www
(注、模型を作る人が、言うセリフではありませぬが)
が、も少しなんとか・・・
でで、赤ラインの下をキッチリ出すために、削ぎ落としました〜1
(だ、大丈夫か?)
勝負します。WWW
俯瞰から見るとこんな感じのサポート群(今回はラフトなし)
で、一旦、右上のパルテノンアイコンの左側、ギアアイコンをクリックし
配置モードへ移動。
設定の下のスライスボタンを押す。
これが、そのスライス結果。