2 プリンタの選択
3Dプリンターとしては、いろいろとありますが・・・
熱溶解積層方式
FDM形式がもっとも普及しております。
ですが、今回のような1/2000の軍艦制作は、残念ながら、この用途には向いておりません。
荒っぽい成形(積層痕が激しい)、作業時間が長い(オブジェクトの断面面積と正比例の作業量)
という事で、現時点では、
光造形方式
UVレジン方式のプリンターが最良と言えます。
ただ、こちらの方式も、もちろん欠点はあります。
レジンの匂いが強い。脆い、洗浄と言う作業が面倒。
などです。
しかし、現在では、レジンの改良で、脆さや、匂いもかなり抑えられ、なおかつ洗浄も、水洗いと言う手法が普及して来ましたので、今後どんどん低減出来ると考えております。
(今のUVレジン材料の進化は見張るべきものがあります)
また、それらにまして、その造形精度は、グーンと一枚抜きん出ており、これをミニ軍艦模型に採用しないのは、まさに愚の骨頂と言えるでしょう。
(本体のプライスの方も、どっこい、どっこいですし)
で、当ブログでは、これらの物の中、もっとも手軽で、良価で、初心者でも扱いやすい
物を選択したいと思います。
要するに、私でも買えそうな範囲で、なんとか操作出来るヤツですね・・・WWW
一転して、これに決めました。
いや〜随分前のモデルなんですけどね。
レジンの臭いが、キライな私は、結局これを選びました。
(ほんと言うと、友人が先年購入して、新しいのを買うので、持て余したのを
破格値で頂いたものですwww)
たしかに、今、流行のモノクロモデルでは、ないので、印刷速度とか、ディスプレイの寿命とか、いろいろあるのですが・・・
でも、プリントしてみて、ほんとに臭いはあまり無いみたいですし。
動作音も小さいし、気に入りました。
共同住宅で、深夜こっそりプリントするには、うってつけと思います。
それと、消耗品などが、Mars2やPhotonの5.5インチモデルと共通のようなので
コスト的にも良いんじゃないかと。
消費電力50Wというのも嬉しい(最新型は、電気食いそう。今は電気代がもっとも気になるし)
(くどいようですが、とにもかくにも破格値でしたのでwww)
欠点とすれば、タンクの塗装ぐらいですかね。(ハゲますね、コレは)
しかし、すぐMarsのプラスチックタンクを購入予定なので、まったく問題ありません。
(赤色のヤツが来るとピッタシ!)と言う事で、しばらく、入門用のプリントをこのマシンで、やってみたいと
考えてます。
(ピッタシですね。後日届きました)喜!
3 スライスソフトについて
同梱のスライサーソフトは、ChituBoxと言うソフトで、このバンドルソフトは基本、無料ソフトなんだそうで(やったー)、おおくの3Dプリンターに付いてきます。
ダウンロードして、サイトから最新版を使用できるのですが。
おっと、ちょっと、まったぁ!
どうも、マシンによって、ファームウェアの書き換えがあるようなので、今すぐには
やらないことにしました(失敗があるらしい)
初心者としましては、まずはバンドル版を大事に試してゆきたいと思います。
(PCもセキュリティで脅かされるから、番たびアップデートをゆるしてるけど、使える内はやたら、変更させないのが吉なのだ・・・と信じるwww)
ま、ね、スライスさえ出来れば、あとの機能はBlenderでもいけそうなので、いらないかも。