3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・データ編集編 第四十七回 エクスポート編

       データをプリンタへ出力する編(エクスポート)f:id:konoe2140:20220114025518j:plain

さて、今回からは、漸く作成したボーグのデータを3Dプリンタへ、もってゆく準備をします。

1 データのチェック

2 3Dプリンタの選択

3 プリントソフトの選択と操作法

 

 

 この章では、ここまでやってみる事にいたします。

 

                                               1 データのチェック

 

まずデータのチェックですが、形式としては、今の所、STL形式が、市販プリンタの標準のようです。

逆に、それ以外のデータ形式を扱うプリンタは、特殊な業務用、もしくは異種素材用のプリンタで、個人用模型制作の場合には特に、気にする必要はないと言えるでしょう。

          

        STLをチェック出来るソフトやアレコレ

 チェックソフトは、結構たくさんあるようです。

出来るだけ、使いやすく、出来るなら無料の物と言う事で、以下のソフトを一応、候補としてあげました。

 

1 3ds MAX (AutoDesk社)

maxじたいは、無料ではありませんが、STLチェックはトライアル版でも、いけるので、使用期間中、是非試しましょう。

ついで、MAXとBlenderとの違いを勉強するチャンスでも有ると言えますから、そう云う意味の大チャンスです。

www.autodesk.co.jp

2 メッシュミキサー Autodesk Meshmixer

https://www.meshmixer.com/japanese.html

次は、またまた、Autodesk 社のメッシュミキサー・・・

 

このソフトは、完全無料のようです。操作はMAXと較べれば、簡潔でわかり易いと言えます。

データチェックは、複数オブジェクトの一気読みは、出来ないようなので、一個、一個チャックするのが吉です。

売りは、オブジェクトのミキシングで、少々無理やりの合体(ウルトラマンAブーリアンW)で、初心者など(私)が、いろいろ遊ぶのに適してしています。

 

キャラクターの頭や、ボディの挿げ替えとかで、新キャラクターを制作出来て、とても面白そうです。

またスカルプト、スタンプ機能や3Dソフトとしての機能も持っているようです。

インポートで読み込んだデータ。

縦のメニューから、解析を選ぶと・・・

エラーが検出され、ここでチェックし、修正するようです。

 

3 

STL修正の定番では、WINDOWS10に搭載されている、3DBUILDERのようです。

取り敢えずの応急処置に、効果があるらしいのですが、いかんせん当方まだ体験しておりませぬ。

とは、いえ修正機能のみなら、簡単だそうなので

よろしければ、研究してみて下さい。

 

で、まあ、しかし、これらを、新しく覚えるのが、めんどいなーと思った方は特別にこれらを試す必要は無いかも知れません

天地がえしの一言!WWW

 

要するにプリンター出力用ソフトに、エラーがでなければ良いのでですからね。

で、なんの事はない、これもBLENDERそのもの、でいけそうなのです。

うーんBlenderは、素晴らしい!

 

4 BLENDERの修正機能を使う。

 

 取り敢えず、Blenderの非多様体チェックコマンドや、クリーンアップ機能を使っていけば、なんとかなりそうです。

メニューの選択から、非多様体チェックコマンドを開き、不正箇所をあぶり出し修正する。(自動で非多様体が選択される)

メッシュからのクリーンアップコマンドで、重複ポリゴンを直したり、孤立頂点を削除しておく。

重複ポリゴン・・・作業ミスなどで、重なっている部分、隠れている部分など。

孤立頂点・・・正規な面ににならず、頂点のみ存在するあぶない点。

また、くっついていない面同士、穴のあいて閉じられてないポリゴンなどなど。

 とにかく、おかしな、おかしなポリゴンは、ここですべて洗い出して、修正しておきます。