3Dプリンターで軍艦模型が・・・

3Dプリンターで、軍艦模型に挑戦!

Blenderで軍艦模型を作れたら・・・データ編集編 第四十伍回 オブジェクト統合

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 前回の、防潜網ブームの制作完成をもって、ようやく、オブジェクト作成は終了しました。

これからは、これまで作成した、火器、艤装品、艦載機、搭載艇などを、集合、配置して

3Dプリンターへのデータ出力を目指します。

 

要するに、まとめに入ったわけですね(嬉)

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では、まずここまでの艤装に、別パーツで、作った、錨を呼び込んで調整します。

すでに、エクスポートについては、第三十七回で触れてますので

ここでは、インポート(読み込み)から説明してゆきます。

 

Blenderで、別のプロジェクトからエクスポートしたオブジェクトを読み込む手順は、次の通りです。

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まず、ファイルメニューより、インポート、Collada(デフォルト)daeを選択。

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開かれたファイルビューから、保存した、オブジェクトのフォルダをを選択しオブジェクトを表示させる。(赤丸上)

で、下の赤丸の”COLLADAファイルの・・・”をクリック。

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画面内にアンカーオブジェクトがインポートされました。

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後は、スケールに合わせて大きさを調整・・・

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元の大きさの0.15倍(赤丸内)でいいでしょう。続いて、回転ツールとミラーモデファイヤーで位置決めをします。

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アンカーホールはこの場合、割愛します。多分うまく再現されないので・・・

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続いて、モーターランチをインポート(第三十七回)

これも同様にスケール調整の後、定位置へ移動します。

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スケール値は0.4くらいで良い感じ。

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ちょっと、台座の幅が足りてないので、伸ばしております。www

(こうした、現場変更はちょくちょく行ってます)

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で、配置後、オブジェクト適用、全トランスフォームで清書してから

ミラーモディファイアーをかけます。

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右舷にもモーターランチが配置されました。

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で、ミラー後は、必ず表示の形状をメッシュ化で、実体化しておくことも、プリント出力前には必要です。

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次に、火器の主力たる、戊式40mmなのですが、同様にインポートしてみると、非常にカッコ良いのですが・・・

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ちょっと細かすぎて、これでは砲身がうまく再現出来るのか?と言う感じです。

 

ですので、ボツにして、一気に簡略化したモデルと替えました。(現場変更)

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またまたレゴブロックのような、物足りないデテールですが、結局このくらいの方がマッチングしてると判断。

今回は、こちらを選択しました。

(続いて20mmのほうも配置しました。(単装砲)ブルワーク内3基)

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これもモーターランチなどと同様に、ミラーコマンドなどを使用して

両舷のスポンソン6箇所に増殖させます。

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また下部スポンソンには、砲座」を伸ばした20mmを配置します。(もちろん反対舷も)

 

さらに、さらに、続いて後部の5インチ砲も、いってみましょう。

f:id:konoe2140:20220104032721j:plain艦尾、赤丸内が5インチ砲。

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5インチ反対舷と、艦尾台座、及び20mm連装砲も設置。

これで一連の対空兵器は完了しました。(来い!日本機)なんてね。(5インチは対潜、対艦)

 

               ライフラフトの装備

 

火器の次は、救命具ライフラフのインポート・・・

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これを、2段重ねにして使用します。

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多数あるので、ポリゴンは。かなり増えますが、実はボーグ級空母の、一番の見栄えするモデリング箇所です。

角ばった鋭角モデリングに対し、適度に小カーブをまぜて、全体を潤すと言う、デザイン界の極意の一つです。

 

 

 

             艦載機のインポート

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いよいよ、F4Fワイルドな猫のインポートです。実は、F6Fよりファンが多かったりする、アレです。

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イングランドのフェアリーといい、連合国側では、筆者、お気に入りの機体の一つです。

(ちなみに、日本海軍では、三式がたまらなく好きですね、あのエンジン丸出し風、2枚ペラのツラ構えが、素晴らしくセクシー)

 あ、誰も聞いてませんが・・・