えh
前回の、防潜網ブームの制作完成をもって、ようやく、オブジェクト作成は終了しました。
これからは、これまで作成した、火器、艤装品、艦載機、搭載艇などを、集合、配置して
3Dプリンターへのデータ出力を目指します。
要するに、まとめに入ったわけですね(嬉)
では、まずここまでの艤装に、別パーツで、作った、錨を呼び込んで調整します。
すでに、エクスポートについては、第三十七回で触れてますので
ここでは、インポート(読み込み)から説明してゆきます。
Blenderで、別のプロジェクトからエクスポートしたオブジェクトを読み込む手順は、次の通りです。
まず、ファイルメニューより、インポート、Collada(デフォルト)daeを選択。
開かれたファイルビューから、保存した、オブジェクトのフォルダをを選択しオブジェクトを表示させる。(赤丸上)
で、下の赤丸の”COLLADAファイルの・・・”をクリック。
画面内にアンカーオブジェクトがインポートされました。
後は、スケールに合わせて大きさを調整・・・
元の大きさの0.15倍(赤丸内)でいいでしょう。続いて、回転ツールとミラーモデファイヤーで位置決めをします。
アンカーホールはこの場合、割愛します。多分うまく再現されないので・・・
続いて、モーターランチをインポート(第三十七回)
これも同様にスケール調整の後、定位置へ移動します。
スケール値は0.4くらいで良い感じ。
ちょっと、台座の幅が足りてないので、伸ばしております。www
(こうした、現場変更はちょくちょく行ってます)
で、配置後、オブジェクト適用、全トランスフォームで清書してから
ミラーモディファイアーをかけます。
右舷にもモーターランチが配置されました。
で、ミラー後は、必ず表示の形状をメッシュ化で、実体化しておくことも、プリント出力前には必要です。
次に、火器の主力たる、戊式40mmなのですが、同様にインポートしてみると、非常にカッコ良いのですが・・・
ちょっと細かすぎて、これでは砲身がうまく再現出来るのか?と言う感じです。
ですので、ボツにして、一気に簡略化したモデルと替えました。(現場変更)
またまたレゴブロックのような、物足りないデテールですが、結局このくらいの方がマッチングしてると判断。
今回は、こちらを選択しました。
(続いて20mmのほうも配置しました。(単装砲)ブルワーク内3基)
これもモーターランチなどと同様に、ミラーコマンドなどを使用して
両舷のスポンソン6箇所に増殖させます。
また下部スポンソンには、砲座」を伸ばした20mmを配置します。(もちろん反対舷も)
さらに、さらに、続いて後部の5インチ砲も、いってみましょう。
艦尾、赤丸内が5インチ砲。
5インチ反対舷と、艦尾台座、及び20mm連装砲も設置。
これで一連の対空兵器は完了しました。(来い!日本機)なんてね。(5インチは対潜、対艦)
ライフラフトの装備
火器の次は、救命具ライフラフのインポート・・・
これを、2段重ねにして使用します。
多数あるので、ポリゴンは。かなり増えますが、実はボーグ級空母の、一番の見栄えするモデリング箇所です。
角ばった鋭角モデリングに対し、適度に小カーブをまぜて、全体を潤すと言う、デザイン界の極意の一つです。
艦載機のインポート
いよいよ、F4Fワイルドな猫のインポートです。実は、F6Fよりファンが多かったりする、アレです。
イングランドのフェアリーといい、連合国側では、筆者、お気に入りの機体の一つです。
(ちなみに、日本海軍では、三式がたまらなく好きですね、あのエンジン丸出し風、2枚ペラのツラ構えが、素晴らしくセクシー)
あ、誰も聞いてませんが・・・